栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

リーダーの育成システムが必要

2013-02-21 21:47:38 | 視点
リーダーシップとは何か

 今から1年前の2012年5月、新聞紙面に北アルプスで8人の遭難事故死が報じられた。

その内6人が福岡県人だったから、福岡では記憶している人も多いのではないか。

 白馬岳で遭難した6人の内5人は医師で、年齢は60~70代。

遭難時の服装は手袋非着用。衣類は綿ズボンにTシャツ、ジャンパー姿という比較的軽装だった。

 これだけ見れば、登山経験の少ない高齢者の安易な登山と判断するだろう。

しかし、ライトダウンジャケットや簡易テントなども持っており、

メンバーの中には山登りのベテランもいたと聞けば、素人の無謀登山と退けるわけにはいかない。

では、ダウンジャケットを着込んだり、テントを張る間もなく遭難してしまったのだろうか。

 別の見方もある。

         (中 略)


ベテランが陥りやすい罠

 怖いのはベテランであるが故に陥るミスだ。

リーダーシップと経験値は本来イコールではないが、往々にしてそれらは

同じように考えられている。特に日本では。

そのためベテランがリーダーになることが多く、そのことが問題を引き起こすことがある。

 ベテラン(経験者)が力とするのは困難を乗り越えてきた自らの経験である


         (中 略)



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