栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

問題は世界がアメリカ的新自由主義の強欲資本主義と決別できるかどうかだ。

2018-12-22 12:29:01 | 視点
 カルロス・ゴーン日産前会長の逮捕で擁護派、批判派双方が連日メディアを通じて色々言っているが

ほとんど論じられないのが高額報酬を是とする背景だ。

大まかに分けると高額報酬是認派はアメリカ社会の中流層以上に属する人々でヨーロッパ諸国は大体批判的である。

ゴーン氏がCEOを務めるルノーのフランスでも。

我々の社会が高額報酬を是とする強欲資本主義と決別するのかどうか。

そこを明確にしない限り産業革新投資機構役員の高額報酬のように第2第3の「ゴーン」は生まれ続けるだろう。

下記「栗野的視点」を「まぐまぐ」から配信

リエゾン九州のHPにも掲載しているのでご一読いただきたい(どちらも無料で閲覧できます)

「カルロス・ゴーン問題、新自由主義への決別になるか」(2018年12月2日)

  「まぐまぐ」は下記から
   https://archives.mag2.com/0000138716/20181202184418000.html?l=rzx0003148

「アメリカ的強欲資本主義と決別できるか~カルロス・ゴーンが及ぼした影響」(2018年12月10日)

  「まぐまぐ」は下記から
   https://archives.mag2.com/0000138716/20181210172849000.html?l=rzx0003148