彼岸花が一気に咲き始めている。
散歩に出かければ田の畦や川の土手沿いに赤い花をみることができる。
それもあちこちで。
彼岸花が咲くのは例年、9月下旬頃からだというのに、今年は少し早い気がする。
最近目立つのは白い彼岸花が増えたことだ。
勝手に増えているとは思えず、付近の住人たちが白い彼岸花を植えて行っているのだろう。
以前なら、地方では今でもそうだが、彼岸花を愛でたり、公園や道路脇に園芸品種のように
植えるなど考えられもしなかっただろう。
私が彼岸花の追っかけを始めてから15年は経つ。
群生地を探してあちこちに行くとともに「彼岸花が町おこしになる」
「これからは自然が人を呼べる」と訴えかけ続けてきた。
そのことに地域の人が気づき始め、毎年、土手や河川敷に彼岸花を植えている地域もある。
福岡市城南区・樋井川沿いにも彼岸花が増えてきた。
一列に行儀よく並んで咲いているのと、ところどころに白い花が咲いているのを見れば
自然に生えたのではなく、付近の人たちが植えていったに違いない。
ヒマワリやコスモスの次は彼岸花がアツいようだ。
彼岸花の方は急に注目されだして戸惑っているかもしれないが。
写真の場所は御子神社の側あたりから樋井川沿いを下り上長尾の信号辺りまでの区間。