栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

迷走する政治〜希望の党に希望はあるか。

2017-10-06 11:43:29 | 視点
 この頃、政治がおかしい。西では「アメリカ ファースト」を掲げた大統領が単文投稿サイトのツイッターを使い、誰彼構わず機関銃を撃つように「口撃」し物議を醸している。

北と西の独裁者が東の権力者を救った

 危険なシーソーゲームをやっている場合ではないが、いま世界で幅を利かせている政治家は独裁者かそれに近いワンマンばかり。他人の忠告は元より側近の言葉にさえ耳を貸そうとしない


独裁者3人の共通点と違い

 それにしても今回の解散、選挙は不可解なことだらけだ。

まず、なぜこの時期なのか。解散するに足る正当な理由(大義)があるのか。

 時期的なことでは米朝の軍事衝突が現実のものになる確率がかなり高まっていることもあるが、私が問題にしたいのは災害被災地の状況


「希望の党」に希望はあるか

 さて「希望の党」代表の小池百合子氏だが、その前に以前「栗野的視点」で書いた「権力に擦り寄る女達が見せたパフォーマンス」(http://www.liaison-q.com/kurino/performance.html)を再読して戴きたい。


 政治情勢は刻々と変化しているが、この数日で「希望の党」から急速に「希望」が消えつつある。消えているのは「希望」だけではない。小池都知事の衆議院選出馬の可能性も併行して消えつつある。
 都議選で風が吹いたのは既存政治への不満の受け皿になったからてある。しかし、都知事になってからの小池氏は築地市場の豊洲への移転見直しも五輪会場の問題も何一つ「リセット」できなかった。
 まあ、これは当初から予想できたことだが、結果は大山鳴動して鼠一匹。彼女に新しさ、変革を期待した人は見事に「希望」を打ち砕かれた。
 昔から当て事と褌は向こうから外れると言われるが、当て事を希望と置き換えてみるといい。例えばアメリカ大統領に就任直後のオバマ氏やアウンサンスーチへのノーベル平和賞授与。


 政治は「裏切り」と「騙し」とは言え、当選するための方便がこのところ多過ぎる。

 ところで小池知事、衆議院選に出るのか出ないのか。ズバリ申し上げて私は出ないと読んでいる。
 根拠は以前にも書いたが


    本稿は10月2日に「まぐまぐ」から配信したものである。

   全文は「まぐまぐ」内の「栗野的視点」あるいは私のHP(リエゾン九州のHP)からお読み戴きたい。

   HP:http://www.liaison-q.com/kurino/Meisouseiji1.html




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