
市民の森に隣接する田んぼのあぜを歩いた帰りに、
別のあぜで戻ろうとしたら、父子が水路で魚をとっているらしく
あぜをふさいでいました。
何をとっているのと声をかけたら、小さなドジョウですといわれ、
横浜にまだドジョウがいるかと驚きました。
車の通る道路に出たら、林の縁に見慣れないつる性植物の実を見つけました。
1個だけ橙色の実が裂けて黒い種子が見えるものがありました。
林の反対側に行って見たら、橙色の実が裂けて黒い種子の露出した
つるが何箇所かありました。

帰って図鑑を調べてみたら、マメ科のトキリマメとわかりました。
この市民の森でトキリマメの実を見たのははじめてでした。
あの父子があぜをふさいだお陰でした。
そのほかに数日前に植物生態学者・多田多恵子さんの
身近な「実とタネ」の面白い話を聞いたのが刺激になりました。