ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

秋の追分市民の森を歩いて(7)・・・リュウノウギクと柿

2011年11月23日 | 日記


追分市民の森の萌芽更新のため自然林が伐採された場所を
丹念に見て歩いたら、見慣れない野菊が咲いていました。
10月にこの一帯に群生して咲いていたシラヤマギクとは
明らかに別の野菊でした。

柵の向くに咲く花に手をいっぱい伸ばして、カメラを向けました。
葉の縁に鋸葉があり、花の形からリュウノウギクではと思いました。
帰って図鑑を見たら、正しくリュウノウギクでした。
リュウノウギク(竜脳菊)の名前の由来は、葉に竜脳に似た
香りの油が含まれているからです。

こんど行くとき、葉の香りを確認しなけばと思いました。
それにしても8年くらいこの森を歩いていますが、
リュウノウギクに気づいたのははじめてでした。



駐車した車に戻ろうとしたら、ある民家の方からスズメが
7,8羽田んぼに飛んでいきました。
何気なく飛び立った民家の方を見たら、畑の縁に橙色に
色づいた柿が目に入りました。
近寄ったら青空の下で柿が映えて美しかったです。

柿を詠んだ芭蕉の有名な句があります。
柿古りて柿の木持たぬ家もなし

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。