
40年前にいまの住まいに越してきたとき、近くは山で囲まれ
春蘭は普通に見られました。
ところがその後山は次々と宅地造成されて身近に春蘭が見られ
なくなりました。
毎年桜の花の咲く頃は春蘭探しに特別な才能(?)をもった家内を
誘うことにしています。
昨日二人で近くの市民の森で春蘭探しをしたら、6株の春蘭を
見つけました。

5株は家内が見つけ、残る1株は杉の大木の横の斜面にある
木の根元の大株でした。
春蘭はヤブランと同じところにあり葉が似ているので見分けが
難しいですが、家内は葉を一目見て見分けられます。
今年も大株の上に人目につかないように枯れ枝を数本載せて、
来年も残っていてくれよと祈ってその場を去りました。

駐車場に戻ったらキブシの黄色い花穂が何本も垂れていて、
広々とした雰囲気の中で癒されたような気分になりました。
それがキブシのもつ魅力ではと思いました。