庭の紫木蓮(シモクレン)は春先つぼみをヒヨドリに3分の2以上
食べられて、10数個しか花が咲きませんでした。
赤紫色の花は半開きで全開しないのが奥ゆかしいです。
よその庭の紫木蓮がたくさん花が咲いているのを見ると
羨ましくなります。
ヒヨドリにつぼみを狙われるのは毎年のことで、花が咲き揃ったのを
見たことがありません。
一般に木蓮といえば紫木蓮のことで、それは白木蓮との対比で
つけられたようです。
シモクレンとは言葉の響きがいいので、ネットで検索したら
俳人鈴木真砂女(まさじょ)が「紫木蓮」という最後の句集を
出していることがわかりました。
「戒名は真砂女でよろし紫木蓮」
鈴木真砂女は恋多き女性として瀬戸内寂聴の「いよよ華やぐ」の
モデルになったことで知られています。