リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

春はもうすぐでも世の中の流れはまだ真冬

2021年02月03日 | 日々の風の吹くまま
2月2日(火曜日)。☁☂☁。今日はグラウンドホッグデイ。グラウンドホッグというのはウッドチャックの別名でマーモットのこと。アメリカとカナダの東部では19世紀からこの日に冬眠の巣穴から出て来て、もしも自分の影が見えなかったら春はもうすぐ、影が見えたら後6週間は冬という天気占いの行事をやっている。最近は各地に「名物グランドホッグ」がいて、春が来るのかまだ冬が続くのかで意見が分かれるおかげでメディアは大賑わい。今年は、カナダでは一番有名なオンタリオ州のワイアトン・ウィリーを筆頭に概ねも「春は近い」とのご託宣だったのに対して、アメリカでは一番権威のあるパンクサトーニー・フィルが「後6週間は冬」と、南北逆転の気候大変動みたいな結果になって、だったらアメリカに避寒に行くことないじゃんと大笑い。

   
   我が家のグラウンドホッグは「えぇ?もう春なのぉ?」

今日は早々と9時にワルデマーがタイル工のマーティンを連れて来て、開口一番に「色の組み合わせが最高だよ」と興奮気味。実はきのうシャワーブース用に選んであったグリーン系のタイルの在庫が地元にないことがわかって、急遽ワルデマーがオーナーと知り合いという別のタイル屋のサイトで選び直し。グリーンの濃淡2種類を選んだら運良く在庫があったので、ワルデマーが帰りに調達しに店に寄ったところ、実物のタイルを並べて見て「これは色合いのコントラストが最高だ」。店のオーナーもすっかり惚れ込んで、「カタログに使うから、貼り終わったら写真をくれ」。箱から出して並べて見せてくれたタイルは、ほんとにすてきっ。たまたま在庫がなかったおかげで、最初に選んだのよりも何倍もおしゃれなシャワーブースができることになってラッキー、ラッキー。

マーティンが早速作業にかかって、ワルデマーはペンキ屋へ。新しい壁は、カレシのたっての希望でリビングの壁の色を延長することにしたんだけど、引っ越したときに塗ってもらった色は、カレシが絶対にこれだと主張して選んで、ワタシも大いに気に入っている濃いオレンジ色。ペンキ屋に新しい壁のそばの見えないところから切り取ったサンプルを持って行って配合を注文して来たんだけど、午後になってペンキ屋から作業場のLED照明の下ではぴったりマッチしたけど窓際の自然光ではぜんぜんマッチしなかったがどうしたらいいかと電話があって、ワルデマーは「窓際で見える色にマッチするように配合しろ」。そっか、LEDの光は自然光のとは波長が違うから、同じ色でもLEDと自然光では微妙に色合いが違うってことかな。タイルだってモニターで見た色と実物の色が微妙以上に違ってたもんね。いいことを覚えた。

ワルデマーが壁の下地を縫っている間、ワタシは新しい照明器具の注文。バスルームのライトが3つ、キッチンは4灯の長い固定トラック、園芸ルームは4灯の四角いトラック。それとダイニングテーブルの上のライト、そしてライト付のシーリングファンを来週の水曜日までに揃えられるという返事が来て、ほっとひと安心。キッチンの壁のタイルも今から注文を入れておこうということになって、どころどころに挿入する模様タイルの数を決めて、ワルデマーが必要量を計算。コロナのおかげで物流システムがガタガタなのでしかたがないけど、取り寄せとなるとドえらい時間がかかることがあるから、地元で在庫があればほんっとにラッキー。コロナ、早く退散してくれないかなあ。