リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

男による男が楽しむためのマンケイブ(男の洞窟)

2021年02月17日 | 日々の風の吹くまま
2月16日(火曜日)。☁☀。連休明け。バルコニーの気温はプラス4.8度で、どうやら北極方面から来た「冬」は駆け足で通り過ぎて行ったよう。隣のワシントン州でもシアトルでけっこうな雪が降って、寒気はさらにオレゴンから果てはテキサスまで南下したそうだから、この程度で済んだのはめっけものかな。

今日はまずワルデマーが来てバスルーム2のキャビネットを取り付ける準備。予定の時間をちょっと過ぎてヤチェクとドロータの夫婦が台車に園芸ルームとバスルーム2つのキャビネットのドアや金具や工具を積んで登場。全部でドアが10枚、引き出しの前板が3枚。シンクの後ろの壁に付けるメディシンキャビネットは鏡がまだ入荷していないので、保留が3枚というところか。設計した人間にセンスがなかったのか、バスルーム1のキャビネットにはキッチンと同じ木目風の縞々模様のドア5枚、引き出しの前板4枚に丸くて平たいつまみが9個も並んでいて、何ともダサかったけど、縞々模様を白に変えて、キャビネットの下の引き出しをドアの中に入れてもらったら、取っ手の数がぐんと減って見た目がすっきり。

オリジナル

リフォーム後(ドアがつくまで外した鏡を置いて代用)

ドアを開けると引き出し

バスルーム2にキャビネットを取り付けるのに、後ろに給水管と排水管を通す穴を開けなければならないので、まずヤチェクが後ろから電動ドリルにホールソーを取り付けて板の厚さの半分くらいまでガリガリ。次にドロータが内側から残りを厚さをガリガリ。ところが、途中でけっこう太いドリルビットがぽっきり。キャビネットを押さえていたヤチェクが「給料から差し引くからな」と言うと、ドロータがすかさず「じゃあ、今日はご飯はなしね」と返して、見ていたワルデマーがワタシの方を向いて「これがファミリービジネスってやつさ」とやったので、4人とも大爆笑。どっちかと言うと無口なヤチェクに対して、押せ押せの活気にあふれるドロータはどう見たってかかあ天下なんだけど、そのおとなしいヤチェクがここぞというところで気の利いた一言をかますから、夫婦っておもしろいね。

カレシの園芸ルームはウォールキャビネットだけにドアをつけて後はオープンな棚形式。2000年代になってから、man caveと言う言葉をよく聞くけど、訳せば文字通り「男の洞窟」で、つまり夫が妻に干渉されずに趣味やゲームなどに好きなように打ち興じることができる「城」のこと。地下室やガレージに作られることが多いようで、凝り性の男はインテリアで映画やゲームの世界を再現したりするらしい。カレシの趣味(のひとつ)はママ譲りの園芸だから、新装成った園芸ルームはまさにカレシの「男の洞窟」というところ。まあ、オクサンは乱雑でも汚れていても我関せずでいっさい干渉しないから、葉っぱをいじってストレス解消してね。


デラックス過ぎるかな

事故防止のため、お湯は出ないけど