リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

何もしない日というのは実行するのが難しい

2021年02月09日 | 日々の風の吹くまま
2月8日(月曜日)。☀☁☀。8時起床で、バルコニーの気温は2.4度。北極寒気団さまご到着か。フレーザー川を遡った内陸の郊外ではちょっとだけ雪が降ったらしい。まあ、あっちは川下の沿岸部に比べると冬の気温がだいたい5度くらい低いところ(逆に夏には5度くらい高い)。オフィスから見えるコクィットラムの山の斜面に造成した住宅地ウェストウッドプラトー地区はかなり積もったと見えてまっ白。あそこはけっこう標高が高いこともあってバンクーバー圏でも積雪量は多い方だから雪かきがタイヘンだろうなあ。どさんこのワタシが経験した最低気温は高校時代の名寄でのマイナス36度だったけど、けさはノースウェスト準州のイエローナイフではマイナス37度、アルバータ州中部の州都エドモントンはマイナス27度、さらに南のカルガリーでもマイナス25度。ぶるっ。

今日のワルデマーは「外回り」の日。Fir Stoneの加工場に園芸ルームと寝室のバスルーム1のキャビネット天板の製作状況を見に行って、Splashesで注文して取り寄せ待ちになっているグローエの水栓7点の入荷見込みを調べに行って、Vancouver Lightingできのうワタシのクレジットカードで先払いしておいた照明器具7点の在庫状況を聞いて、あるものはその場でピックアップして残りの入荷予定を聞いて、家に帰ったらキッチンの壁のタイルを注文して、入荷待ちの家電(食洗機と小型冷蔵庫)について問い合わせと、何だかきりきり舞い。これは、ワルデマーよりも長くおひとり様稼業に勤しんでいたワタシが冗談に「Chief Everything Officer(何でも最高責任者;CEO)と自称していたように、表方と裏方をすべて自分でやらなければならないおひとり様稼業の宿命。互いにアイデアがツーカーで通じるのはそういう背景があるからだろうな。

今日のワタシは「何もしない」日。ニューヨークタイムズのクロスワードパズルのアーカイブで未挑戦の過去パズルを解いたり(もう少しで1998年12月分が終わるところ)、のんびりとステンシルの本を開いてイメージ作りをしたり、しっかり防寒対策をしてクィーンズパーク地区でウォーキングしたり(家々の庭のあちこちにスノードロップの白いつぼみと気の早いクロッカスの紫のつぼみ)、うろうろ歩き回って塗り替える壁の色合いを想像してみたり。今は薄いピンクのダイニングエリアを薄いイエローにして、キッチンの柱と玄関エリアとバスルームは薄いグリーン、ドアのケーシングはオフホワイトにしたいな。この組み合わせはバスルームの壁に付けてあった古風な鍵のフックからヒントを得たもので、色調をトーンダウンすれば、シャワーブースのタイル、キッチンのカウンター、キッチンの壁に貼るタイル、床のタイルに色合いとよく合うし、リビングの濃いオレンジ色との釣り合いが取れて、全体的に暖かな雰囲気になりそうな感じがする。



ということで、結局は何だかんだといろいろやって、午後には白いものがちらつく中を買い物。先に角の酒屋によってムッシュ・ヘネシーを2本買って、スーパーでは逆浸透法でミネラルを除去した水の4リットル入りボトルを2本と卵1ダースと寝酒のおつまみの野菜チップを2袋買って、ゆうに10キロはありそうなカートを引っ張って帰宅。はて、何もしない日ってのは言うが易しで、実行はけっこう難しいもんだなあ。