リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ペンキ屋でペンキ選び、タイル屋でタイルを注文

2021年02月10日 | 日々の風の吹くまま
2月9日(火曜日)。☀☁。バルコニーの気温はマイナス1度。ということは地表はマイナス4度くらい行ったのかな。ワルデマーがバルコニーに置いていた水を張ったバケツ2つの表面はコッチコチの氷。でも、水曜日あたりには最低気温がマイナス12度なんて言っていたのが今日はマイナス9度に変わっていたから、あんがい超低温はあまり長く続かないのかもしれないな。そうだといいけどね。

9時半にワルデマーが来て、「バスルームに塗るペンキを調達するんだけど、色の見本を持って一緒に来る?」と、何だかおもしろそうなお誘い。明日の午前中に園芸ルームとバスルーム1のカウンターが届くので、その前に壁を塗っておきたいとのこと。二つ返事で、色見本のフックを袋に入れて、いざ出発。ワルデマーの大きなトラックの助手席によじ登って、我が家から一番近いプロが使うペンジャミンムーアを扱っているペンキ屋まで道案内。いかにも商店街の店と言う感じの古ぼけた建物で、小さなショールームの壁には、微妙に濃淡の違う色を3色か4色並べた細長いカラー標本がずらり。フックの台の色と比べながら、ちょっと濃いかな、ちょっと薄過ぎるかな。どの色も知恵を絞ったネーミングがおもしろい。あまり迷わずに見本から何段階かトーンダウンした色調のグリーン、イエロー、オフホワイトを選んで、調合。順番待ちがなかったおかげでささっと済んだ。

次に行ったのはタイル屋で、こっちは産業団地の中の巨大な店。注文するタイルは決まっているけど、実物を見ようとショールームへ。うはっ、タイルの見本パネルが延々とどこまでもっ。ワタシが選んだのは今は売れ筋ではないので展示していないとのことで、サンプルを持って来てもらうのを待っている間、いろんな色、形、大きさ、テクスチャがわかる見本パネルを、ワルデマーの解説を聞きながらあれこれ評定。まるでおもちゃ屋の子供のような気分で、一番びっくりしたのは木目の床タイル。セラミックなのに見たところフローリングとまったく区別が付かなくて、手で撫でてみると木よりも温かい感触。いつかフローリングを取り替えるときはタイルにしちゃいたいな。ワルデマーは「値段が高いし、敷くのにすごく時間がかかるよ」と言うけど、それでもいいなあ・・・。

ワタシはファッション品のショッピングはつまらなくて好きじゃないけど、こういう工具や建築資材の店となると俄然元気が出る。道具や材料を見て、それで何をするのか、何ができるかをあれこれ想像するのが楽しくてしょうがないんだと思う。生まれつき自分の手で何かを作るのが好きな性格なのかもしれないな。注文を入れたら、トロントの本社からの取り寄せになるので入荷まで2、3週間。ま、壁の仕上げまでそのくらいかかりそうだから、いっか。照明器具は今日「全品揃いました」というメールが来て、思わずワルデマーとハイタッチ。帰りにピックアップしてもらうことにして、さて、あしたは園芸ルームとバスルーム1のカウンターが来る日。きのうのうちに午前中のエレベーターの予約を入れて確認してあるから、朝から忙しくなるな。でも、ワクワクする気分・・・。