リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

配管工の仕事は繊細かつ力こぶ

2021年02月26日 | 日々の風の吹くまま
2月25日(木曜日)。☁☀☁。雪っ。たしかに夜中過ぎに高台で雪が降るかもという予報はあったけど、うちは高台じゃないのに、ルーフデッキに5センチくらい。まあ、見たところべちゃっとした雪だし、最高気温は7度とか8度って言ってるから、1日でほとんど解けるんじゃないかな。でも、メトロバンクーバーの市町村は除雪や融雪塩の散布の準備がなくて、朝のラッシュは大変だったらしい。そうだろうなあ、想定外の不意打ちだもんね。

9時過ぎにワルデマーが来て、「今日は配管工事に集中するからね」。カレシの園芸ルームのシンクに本命のグローエの水栓を取り付けるのに、まずは仮につけてあった水栓を外して「重さを比べてごらん」。渡された聞いたこともないメーカーのと、ワルデマーが箱から出してくれたグローエの水栓を両手に持ってみたら、うはっ、グローエのはずしっと来る重さ。これが8千円と4万円の違いなのかな。園芸ルームの次は寝室のバスルーム1に2つあるシンクのうち、カレシの方のを本命と取り替える作業で、重さの違いもさることながら、水量が絶対的に違う。元から付いていたのはしょぼかったので、仮の水栓になって「改善」したと思っていたら、本命はもっとすごい。聞くところによるとグローエはリクシルとか言う日本企業の傘下に入っていると言う話。もっとも、どこの国の企業が買収してもみぃ~んな中国製なんだから、さして変わりはないのかな。

次はバスルーム1から外した仮の水栓をバスルーム2に持って行って取り付け。それにしても、配管の仕事って、仰向けになって頭からシンクの下に潜り込んだりして、まるでアクロバットみたいで、いかにもきつい仕事って感じ。BC州での配管工の時給は平均3千円ちょっとだそうで、中には年収が1千万円とか1500万円とかいう人たちもけっこういるらしい。電気工もだいたい同じような時給で、タイル工も平均2700円だから、技能工の時給の方がそこらのホワイトカラー職より高いみたい。簡単にAIに取って代わられると思えないし、もし子供がいたら。大学なんかに行かずに人手の足りない業種で技能工になった方が食いっぱぐれなくていいよと勧めたかもしれないな。

最後に、キャビネットの据付けが始まるので、キッチンのシンク用の配管を準備。今どきの形状記憶パイプを使っているけど、ちょこっと相談して、耐久性は同等かそれ以上と言う白いパイプに変えた。1日中目を皿のようにしてワルデマーの作業ぶりを見ていると、細くはないけどとっても繊細そうな手で、それでいて相当に力のいる仕事。今日の仕事が完了したところで、「はい、ほくからのプレゼント」と、PEXの銅のクリンプリングをくれたので、小指にはめてみたら、何だかファッションリング風。さて、いよいよ明日だね。佳境に入るってところかな。楽しみ・・・。