【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

香草(ハーブ)の風

2007-05-23 19:34:52 | ハーブと香り雑学
   今日も快晴となりました。
  ただ昨日までと違うのは汗ばむ陽気になった事。

   こんな時間になっても、
  微風が心地良く感じられるのは、
  今年初めての事かも知れません。

   そして、何より嬉しいのは・・。
  小さな庭に植えたハーブが、
  思いの外、あちこちに増えて、
  その香りを含んだ風を運んで来てくれる事です。

   今年の春は、少々寒かったので、
  (冬は暖かかったのに)いつもいる場所は、
  なかなか窓を開け放つ機会がありませんでした。


   でも、やっとそんな季節になりました。
  とは言っても私は5月生まれのくせに、
  あまりこの季節が好きではありません。
  と言うより苦手です。

    尤も、一昨日のような気候ですと、
  “5月っていいわ!” ~なんて、思うのですが・・。

    



   「もし、あたしの両親が、
  あたしに相談してくれたのなら、
  3月にはならなかったでしょうよ。
  勿論、あたしは春の盛りに生まれたいと
  思ったでしょうからね。
  さんざしや、すみれの花と一緒に
  この世へ現われるのは、素晴らしいわね。
  そういう花たちと乳姉妹のような気がするでしょうよ。
  でも、春に生まれなかったのだから、出来る事は、
  あたしの誕生祝いを春の盛りにする事だけよ。・・
  風や空や太陽と仲良しになり、
  あたし達の胸に春を入れて帰って来ましょうよ」
                  
                       【「アンの青春」 第13章】


   日本では、3月は早春。
  カナダでは、
  まだまだ冬なのでしょうね。

   確かに、こんなアンの文章を目にしますと、
  花が咲き誇っている春という季節に生まれたのは、
  心から良かったと思うのですが・・。

   ところで昨年のペチュニア、
  紫の八重に続いて、ボタン色も開花です。

   こんなペチュニアも、ポプリにすると、
  まるで和紙のように繊細で、その色も幻想的です。
  こんな所も、面白いですね。