【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

昼下がりの風雅

2007-05-31 19:58:49 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   午前中こそ雲の多い天気でしたが、
  午後には、その雲間から綺麗な青空も
  顔を覗かせるようになりました。

   雲一つない空も美しいけれど、
  青い空と白い雲・・と言うのも、
  いいですね。

   そんな空と、ふわふわと気持ち良さそうに
  浮かぶ雲をただ、ぼんやりと眺め・・。

   かと思えば、今日も 「ホ~ホケキョッ~!」
  と鳴いている鶯(うぐいす)の声に耳を傾ける・・・。

   そんな他愛のない午後のひと時が大好きです。
  今日も秋のように、カラッとした爽やかな天気です。

   「ピンポ~ン!」 又々、ご近所の方が。
  「ミントを頂いたから・・」 
  ~と持って来て下さいました。 

   「今回は、根付きではないけれど、
  今度は、あなたにも貰ってあげるわね。」
  プ~ンと、ミント特有の爽やかな香り。

   頂かれた友達のお宅は、
  こんな立派なミントが群生しているそうです。
  (写真は、そのミントとすみれ、ペチュニア&金魚草のポプリです。)

 



   「何か、劇的な事が起こればいいなんて思って、
  あたしは何ていけなかったんだろう! 
  ああ、あの懐かしい単調な愉しい毎日が、
  もう一度帰って来たらいいのに! 
  もう決して、決して不平は言わないから。」

                               【「アンの娘リラ」 第5章】

 



   穏やかで静かだった 「炉辺荘」 の周辺も、
  第一次世界大戦の影響を受け始めるようになり、
  俄かに騒々しくなった頃のアンの娘、リラ の言葉。

   “平凡で退屈な暮らし” こそ、
  一番幸せな事だという事に、やっと気付いたリラ。

   質は違いますが、私もつい先日の歯痛の時、
  これと同じ事を思ったものです。


   今日のティータイムは、
  久し振りに土物のカップの
  登場となりました。

   珈琲は毎日飲んでいますが、
  なかなかカップを替えるまでには
  至っておりません。

   そうそう、このカップ、
  一見、信楽焼のようですが、
  実は、「伊賀焼」。
  でも本当に良く似ていますね。

   「伊賀焼」 は、ビードロが、
  信楽焼より高温だそうですが、
  身近に使う日常の食器や土鍋などが多いとか。

   そしてそれは、信楽焼よりもっと野生的で、
  素朴な感じがします。温もりのある器です。