スーザンはマーシャル・エリオット夫人でさえ 着た事もない程手の込んだ新調の黒絹の ブラウスを着込み、幅がたっぷり5インチはある 入り組んだ鈎針編みの レース に、 勿論それに似合った挿しこみの入っている 白い糊のきいたエプロンを掛けていた。 【「アンの娘リラ」 第1章】 |
起床時こそ雨はやんでいましたが、その後、降ったりやんだり。
午後になって、やっと晴れ間も出て来ました。
それにしても昨夜は良く降りました。
普段は、ほとんど聞こえない雨音が良く聞こえましたから。
さて、上記にもありますように、
アンの家のお手伝いさん スーザン は、レース大好き。
しかも5インチ(約12.7㎝)もあるレースなんて。
ところで昨日椅子の上に置いていたレース、今日は早速、本来のカフェカーテンに。
そして、いつかのレースの 【クロススカート】? も取り出しました。
この際、今の季節にぴったりの、レースに着替えです。
途端に優雅な気分に。
こんなレースのテーブルの前では、アンならぬ、
「若草物語」 のおっとり、お澄ましのメグ気分かしら!?
これこそ、「貴族の織物」 と言われる所以(ゆえん)ですね。
それに、レース越しに眺める緑は何と優しいのでしょう。
これこそ、レースの魔法なのかも知れません。
しかも市販の物ではなく、手作りだという事に、
ほんのちょっぴりですが、満足感も味わっています。
それにしても僅か数日前にはあんなに小さかった薔薇が、大きくなりましたこと!
でも、薔薇とレースも相性抜群ですね!