【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

歴史浪漫の薫る町~その2

2011-05-26 15:58:35 | 旅気分・夢気分





   起床時などは、まるで雨など
  無縁のような空でしたのに。

   予報通り、お昼頃から何だか
  怪しい雲行きに。風も出て来ました。

   と言っても15時30分現在、
  まだ雨は降っていませんが・・。

   さて、今日も昨日の続きを。
  松蔭神社を後にした私達は、
  テレビなどでもお馴染みの
  萩城城下町を散策。

   昨日も美しい町・・と記したものですが、
  あちこちで掃除をしている人に遭遇。
  文字通り、塵(チリ)一つ落ちていません。

   高杉晋作を初めとして、
  木戸孝允など日本の夜明けを作った、
  志士達の生誕の家が並びます。

   まるで日本史の教科書の中を
  歩いているような感覚です。それにしても銅像の多い町ですこと!





【公衆トイレも時代風(右上)】






【重要文化財の菊屋家】

   
   

   又、菊屋横町や江戸屋横町などの横町の名前にも当時が偲ばれます。
  この同じ道をかつて高杉晋作達が歩いたと思うと、感激です。
  萩焼や古美術のお店を覗いたり・・。

   こんな風に個人のお店は見て歩いたのですが、
  最後に行こうと思っていた、「萩焼会館」 には時間的な都合で行かずじまい。
  そこで買い物をしようと思っていただけに唯一の心残りです。

   もう一つ、地下水で入れるこだわり珈琲の 「異人館」 という喫茶店にも。
  でも、道も覚えた事ですし、次の楽しみに取っておきましょう。
  そうそう帰りに訪れた、道の駅 「松陰記念館」。

   そこで松蔭の講義の様子を再現していましたが、
  (8畳くらいの部屋で沢山の武士を指導していたようです)
  その講義は現在のように画一的なものではなく、
  それぞればらばらの質問を受け付け、それに答えるというものだったようですね。

   孟子に通じ、博学だった松蔭だからこそ出来た講義でしょう。
  それは本当に分かりやすく、噛んで含めるような教え方。
  亡くなったのは弱冠29歳。こんな偉人がいたなんて、驚嘆です。

   「萩に生まれた幸福を思う」
  若干の違いはあるかも知れませんが、市民会館の壁に掛けられていたこの言葉。
  誇りに思える古里があるって、素敵ですね。