雨 が降って ・・・・・ 降って ・・・・・ 降り抜いた。 「世界がもう1度、乾く事があるかしら?」 と、ダイが絶望して呻いた。 【「炉辺荘のアン」 第29章】 |
激しい雨音にふと目覚めた朝。
反射的に枕元の時計に目を遣ると5時20分。
雨音の音楽をバックミュージックに、再び夢の中へ・・。
台風の影響で、朝から大粒の雨となっています。
雨音は普段でしたら全く聞えませんから、かなりの量の雨でしょう。
それでも、ごく僅かな時間ですが、小雨になる事があり、
待ち兼ねたように庭に出る私。
寧ろそれは、いそいそ・・と言っていいかも知れません。
それは勿論、薔薇を見るため。
雨の中傘をさし、何ともご苦労な事です。
写真は、リラ版 「淑女の薔薇」。
同じ赤でも深みのある深紅の薔薇です。
薔薇は、こんな風に涙をこぼしても絵になるのですね。
勿論微笑みは、その何十倍も美しいですけれど。
一方、こちらは真珠の涙をこぼしていた昨日の薔薇。
リラ版 「白い貴婦人」 は、今日は清楚な微笑みを・・。
早速、切り取ったものですから、
今では部屋中に芳(かぐわ)しい芳香を。
先日の花びらポプリと共に、至福のひと時です。