
【花びら石鹸は「ポプリ」として】


床は茶色に塗ってあったが、 それには 鈎針 で編んだ、薔薇や羊歯や 秋の葉の模様の豪華な敷物が敷いてあった。 糊の効いた堅苦しい レース のカーテンは、 雪のように白い。 壁紙は大層美しかった ―― クリーム色の地に水色のリボンを巻いた 銀色の雛菊が群がり咲いている ―― 窓の前の台には匂いの高い、 ビロードのような葉の大きな緋色の ゼラニウム が咲いていた。 【「丘の家のジェーン 13.】 |


天気となりました。
しかしながら昨日までの
カラッとした天気とは違い、
少々蒸し暑さも。
でも、あくまでもほんの少々です。
家の中にいる分には風が通り抜け、
快適です。
ただ、今晩辺りからお天気、
そろそろ下り坂のようですね。
今の処、そんな気配すら、
ありませんが・・。
さて今日の幸せ。
朝、1番に庭に出ましたら・・。
何やら鼻孔をくすぐる香気。
待ちに待った、
「羽衣ジャスミン」 の開花です。
今年は本来の玄関先と、
去年庭にも挿木しましたので、
両方で香気を感じる事が出来るという訳です。
そうそう、一足先に花を楽しんだ、
(バレンタインデーのお返しに頂いた)【鉢】 のジャスミン。
花が終わった後、地植えに。
さすがに花はありませんが、こちらも元気に育ってくれています。

さて今日は、カフェに引き続き、「レース屋さん」 開店です。
~なんて冗談ですが、ご覧の通り、再びレース登場です。
(前回は 【こちら】)
一つにはカフェカーテンを作った事。(上から2枚目の写真)
と言っても半手作りのリサイクルです。
実は、もう着なくなったワンピースの裾。
捨てるには勿体ない薔薇の刺繍でしたから、
そこだけ切って長い事、しまい込んでいたものです。
~なんて言えば聞こえはいいのですが、
自分自身、とっくに忘れていて。
今回、編み溜めていた縁レースをやっと縫い付けて
日の目を見たという訳です。
尤も、いつか スーザン が付けていたような、
5インチもの幅のレースでしたら申し分ないのですが。
とは言え、手持ちの物ではこの幅が精一杯。
(幅はあっても長さが足りなかったり)
かと言って改めて1から編む気力はありませんので、
これで我慢するしかありません。
写真は、やはり縁レースです。

本来は替え襟用なのですが、真っ直ぐにすれば自然にフリルになりますので、
棚飾りなどにはいいですね。(以前には、カフェカーテンも作りました)
レースは1年中、季節を選びませんが、
特に緑の眩しいこの季節、1番合うような気がします。
レースを通しての光の陰影。優しい気持ちにもなりますね。