その朝は霧と光明に溢れた 盃のようであった。 アンの立っている片隅には 水晶のような露を湛えた薔薇が 豊かに咲き初めていた。 頭上の大木で囀り交わす小鳥の歌は 今のアンの気分と全く一つに調和した。 【「アンの愛情」 第40章】 |
何度目かの梅雨の晴れ間は、快晴となりました。
尤もその雨は、ほんの僅か降っただけですけれど。
今の所、こちらは空梅雨の様相です。
例年のような梅雨独特のジメジメ感もありません。
今日も気温はかなり上がりましたが、湿度がありません。
従って木陰や室内にいる限り、暑さはほとんど感じずにいます。
【七変化の紫陽花】
いつものように庭で寛いでいましたら・・。
すっかりお馴染みの、いつもの揚羽蝶がセージの葉っぱに。
やはり一番のお気に入りは、青いセージのようです。
2頭の蝶が向かい合ってそこにいましたから、
2ショットの写真・・と行きたいところでしたが、
ままなりません。
ほどなく蝶の写真は諦めましたが、
その視線の先には妖精の織ったハンモックが・・?
緑を透かしていますから、まるで森の中にいるようです。
~なんて。
生憎、今回は虹色の糸ではありませんでしたけれど。
でも、たまにはこんな事もありますね。
そうそう、何気ない庭の片隅の小さな変化。
雨の中の風情はありませんが、
今日も紫陽花の七変化を楽しんでいます。
明日は、どんな発見があるでしょう・・?