【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

天空からの贈り物

2014-06-26 20:16:56 | 四季のスケッチ







【キラキラを纏って ~ 雨粒の宝石】








・・・巨大な涼しい影が緑の波のように
かえでの葉を呑み込み、
雲がそこまで下りて来た。
すると水しぶきを上げ、ヒューという
風の音と共に雨が降り出した。
夕立は木の葉に当たり、
煙る赤い街道を踊りまくり、
古い鍛冶場かじばの屋根を陽気な音を立てて打った。
(中略)
しかし、雨は降りやんだ。
降り出した時と同様、不意に降りやみ、
太陽が濡れた木々にきらきらと輝いた。
(中略)
急に辺りは驚くほど爽やかに美しくなった。        
                   【「アンの幸福」 第2年目.2.】







   今日も引き続き晴れでしたが、午後になって夕立。
  俄(にわ)かに辺りが暗くなったと思いましたら・・。

   バケツの底をひっくり返したような雨。幸いな事に雷は鳴りません。
  そして激しい雨も最初だけでしたから、事なきを得たという訳です。

   それでも30分も降ったでしょうか・・?
  その後は、何事もなかったかのように素知らぬ顔。
  その変わり身の早さに脱帽です。















   さて、天空からの
  シャワーの後は、
  いつもの常套(とう)句、
  「空気がピカピカ
  輝いているわ」

  ~ですね。

   しかしながら、
  このフレーズも随分、
  久し振りな気がします。
  何だか懐かしくて。

   庭の植物たちは、
  カラカラに乾いていました
  から、明らかに嬉しそう。

   尤も昨日、水やりを
  さぼった事も原因の一つに
  あるのですけれど。

   ともあれ、見慣れた花も
  一たび雨に打たれると、
  ガラッと趣きが変わります。

   「水も滴(したた)る・・」
  ~とは、まさにこの事ですね。