【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

夢追い菫

2015-03-07 18:02:08 | 香る庭の花綴り










 やがて3月の風が渦巻きながら
砂丘を吹き過ぎ、港に出て、
丘を越えて行った。
うさぎが復活祭の卵を産んでいるのですよ、
とスーザンが言った。
「母さん、3月 ってわくわくする月じゃない?」
と、風の子ジェムが叫んだ。
                  【「炉辺荘のアン」 第14章】

あなたの声は音楽のようであり、
目は露を宿した 三色菫 のようです。
                   【「アンの青春」 第11章】
  






   早くも重い空で明けました。
  朝の早い時間には、既にパラッ・・程度の雨が。

   元々、今日は雨の予報。
  とは言え、それが幾度か訂正され、
  それでも何とか持ち堪えるのではありませんでしたっけ・・?

   ~なんて、文句を言ってみたところで、
  詮方ない事ですが・・。それにしても本降りの雨です。

   3月という季節の変わり目は、
  お天気、安定しないのでしょうね。

   ところで最近、とみに言われるようになった、「春の4K」。
  強風、黄砂、寒暖差、花粉の事だそうですが、
  手放しで喜べない季節になりつつあるのが残念です。

   さて、相も変わらず、菫の話題。
  しかも毎年、この季節になれば当然の如く。

   毎年、繰り返されるお馴染みの光景ですが、
  菫に対峙するその時々の気持ちは常に新鮮であり、
  新たな感動となって・・そう、より深く胸に迫ります。

   しかしながら、変わらないのは菫の姿。
  見守るこちらは毎年、一つずつ年を重ねていますのに。
  それにしても、「目は露を宿した三色菫のよう」 ですか・・。

   せめて 「菫のような人・・」
  と言われた日には、飛び上がって喜ぶでしょう。