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やがて3月の風が渦巻きながら 砂丘を吹き過ぎ、港に出て、 丘を越えて行った。 兎が復活祭の卵を産んでいるのですよ、 とスーザンが言った。 「母さん、3月 ってわくわくする月じゃない?」 と、風の子ジェムが叫んだ。 【「炉辺荘のアン」 第14章】 あなたの声は音楽のようであり、 目は露を宿した 三色菫 のようです。 【「アンの青春」 第11章】 |
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早くも重い空で明けました。
朝の早い時間には、既にパラッ・・程度の雨が。
元々、今日は雨の予報。
とは言え、それが幾度か訂正され、
それでも何とか持ち堪えるのではありませんでしたっけ・・?
~なんて、文句を言ってみたところで、
詮方ない事ですが・・。それにしても本降りの雨です。
3月という季節の変わり目は、
お天気、安定しないのでしょうね。
ところで最近、とみに言われるようになった、「春の4K」。
強風、黄砂、寒暖差、花粉の事だそうですが、
手放しで喜べない季節になりつつあるのが残念です。
さて、相も変わらず、菫の話題。
しかも毎年、この季節になれば当然の如く。
毎年、繰り返されるお馴染みの光景ですが、
菫に対峙するその時々の気持ちは常に新鮮であり、
新たな感動となって・・そう、より深く胸に迫ります。
しかしながら、変わらないのは菫の姿。
見守るこちらは毎年、一つずつ年を重ねていますのに。
それにしても、「目は露を宿した三色菫のよう」 ですか・・。
せめて 「菫のような人・・」
と言われた日には、飛び上がって喜ぶでしょう。