だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

バロックの画家グエルチーノ、初来日

2015-01-10 16:26:20 | 展覧会
イタリア、バロック期の画家グエルチーノのことはあまりよく知りませんでした。バロックの画家で1番好きなのは、なんといってもカラヴァッジョ。他にもカラッチ、スケドーニ、ジョルダーノ

ベラスケス、スルバラン、ムリーリョ、ルーベンス、ブリューゲル、ヨルダーンス、ヴァン・ダイク、レンブラント、フェルメールなどがいます。16世紀末から18世紀にかけ、ヨーロッパ全域で見られた…

バロック美術。バロックとは、“ゆがんだ真珠”を意味しているそうです。宗教画や風俗画、風景画などに明暗のコントラストや劇的な感情表現が見て取れるのが特徴だと言われています。

その中の1人グエルチーノ(1591年2月8日~1666年12月9日)は、イタリア共和国エミリア=ロマーニャ州出身。ローマ、ボローニャで活動。本名ジョヴァンニ・フランチェスコ・バルビエーリ。

グエルチーノは“やぶにらみ”という意味があり、画家が斜視だったためついたあだ名なんですって。びっくり!それはともかく、彼の展覧会が上野の国立西洋美術館で、開催されます。

よみがえるバロックの画家 グエルチーノ展」では、約40点が展示されます。主な作品は、『聖母子と雀』(1615~16年頃)、『聖イレネに介抱される聖セバスティアヌス』(1619年)

『ロレートの聖母を礼拝する聖ベルナルディーノと聖フランチェスコ』(1618年)、『キリストから鍵を受け取るペテロ』(1618年)、ポスターになった『聖母被昇天』(1622年)

『放蕩息子の帰還』(1627~28年頃)、『聖母と祝福を授ける幼児キリスト』(1629年)、『聖母のもとに現れる復活したキリスト』(1628~30年頃)、『説教する洗礼者聖ヨハネ』(1650年)

『ゴリアテの首を持つダヴィデ』(1650年頃)など。他にルドヴィコ・カラッチ『聖母子と聖人たち』(1591年)、グエルチーノ『スザンナと老人たち』(1649~50年頃)

グイド・レーニ『巫女』(1635~36年頃)と『ルクレティア』(1636~38年頃)も。宗教画は苦手という人もいるでしょう。でもたまにはじっくりと、静かで力強い絵に触れてみませんか?
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