だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

13年ぶりのマグリット展

2015-01-13 19:44:35 | 展覧会
初春から初夏にかけて、六本木の国立新美術館で開催される、「ルーヴル美術館展」。初来日するヨハネス・フェルメールの『天文学者』(1668年頃)は、必見です。

ぜひ見に行きましょうね。そしてもうひとつ、お勧めの展覧会が連続して開催されます。ベルギーのシュルレアリスムの画家、ルネ・マグリットの「マグリット展」です。

こちらは桜の春から、梅雨の夏までの時期。ところでマグリットは、ご存じですか?本名ルネ・フランソワ・ギスラン・マグリット。1898年11月21日、ベルギー西部のレシーヌ出身。

1967年8月15日、亡くなったブリュッセルにマグリット美術館があります。今回はベルギー王立美術館、マグリット財団の全面的協力を得て、代表作約130作品が来日します。

日本でも人気のマグリット。1970年代以降何度か開催されてきましたが、本格的な回顧展は2002年以来、13年ぶり。展覧会の構成は…第1章:初期作品(1920~26年)/

第2章:シュルレアリスム(1926~30年)/ 第3章:最初の達成(1930~39年)/ 第4章:戦時と戦後(1939~50年)/ 第5章:回帰(1950~67年)…となっています。

主な作品には『水浴の女』(1925年)、『恋人たち』(1928年)、『一夜の博物館』(1927年)、『凌辱』(1934年)、『野の鍵』(1936年)、『不思議の国のアリス』(1946年)

『シェヘラザード』(1948年)、『光の帝国Ⅱ』(1950年)、『模範例』(1953年)、『記念日』(1959年)、『現実の感覚』(1963年)、『白紙委任状』(1965年)

『空の鳥』(1966年)、そしてポスターになった『ゴルコンダ』(1953年)など。シュルレアリスムの展覧会などでよく見かけるマグリットの作品たち。『不思議の国のアリス』は、未見でした。

これは楽しみ!2002年の「-不思議空間へ- マグリット展」は渋谷のザ・ミュージアムで開催され、もちろん見に行きました。今回もとっても期待しています。春よ来い!ですね。
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