パリコレのできるまで

最近、ファッション界を舞台にした作品がよく紹介されています。クリスチャン・デュゲイ監督、シャーリー・マクレーン主演「ココ・シャネル」（０８）。アンヌ・フォンテーヌ監督、オドレイ・トトゥ主演…

「ココ・アヴァン・シャネル」（０９）。ヤン・クーネン監督、アナ・ムグラリス主演「シャネル＆ストラヴィンスキー」（０９）。ジャリル・レスペール監督、ピエール・ニネ主演「イヴ・サンローラン」（１４）

他にもドキュメンタリー映画で、ロドルフ・マルコーニ監督「ファッションを創る男 カール・ラガーフェルド」（０７）。ヴォーグの有名編集長アナ・ウィンターを紹介した、Ｒ・Ｊ・カトラー監督…

「ファッションが教えてくれること」（０９）。ヴォーグ編集長を１０年間務めた後、新たなレーベルを立ち上げたカリーヌ・ロワトフェルドを描いた、ファビアン・コンスタン監督「マドモアゼルＣ…

ファッションに愛されたミューズ」（１３）もあります。あっ、女性とファッションと“靴”を描いた、ジュリー・ベナスラ監督「私が靴を愛するワケ」（１１）もありましたっけ。

話が広がりましたが、今度の映画は老舗ファッション・ブランド、“ディオール”。フレデリック・チェン監督「ディオールと私」（１４）です。クリスチャン・ディオールは、１９０５年１月２１日フランス出身。

１９４６年１２月ブランドを立ち上げ、４７年２月初めてのコレクションを発表します。１９５７年１０月２３日５２歳で急死し、その後を当時２１歳のイヴ・サン＝ローランが引き継ぎます。

マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノと続き、２０１１年３月ガリアーノの後空席だった主任デザイナーにラフ・シモンズが就任。２０１２年４月９日のことです。

映画は、オートクチュール界での経験が皆無のラフ・シモンズ、パリ・コレクションまでの８週間を描きます。ベルギー出身で自身の名を冠した男性ブランドやジル・サンダーで活躍し…

知名度も低い彼は、どうやってコレクションを発表するのか？すごく興味があります。オートクチュール、メゾンとは？ディオールのドレスの美しさは、息を飲みます。ぜひ。