昨日の高校野球の決勝戦…
吉田投手のこれまでの投球数からすれば、
この結果はある程度、予想していたけれど
大差がついてしまいましたね。
でも、負けた学校がここまで注目されるケースは、過去にどのくらいあったのでしょうか?
私の乏しい記憶を辿れば…
昨日の始球式で登場した、“悲運のヒーロー”太田幸司さんくらいです。
当時の私は、太田幸司ファンの親友と競うように新聞や雑誌の記事を集めてスクラップノートに貼ったり、似顔絵を描いたり…
けっこうのぼせ上がっていましたかねぇ…。
久々に元気な姿が見られて嬉しかったです。^_^
…あれから、もう半世紀近くの時間が過ぎたんですね。
昔は少なかった“野球留学”も今では当たり前になり、
地元の子がゼロという出場校もある中で、
今回の金足農業は、
“雑草集団”というキャッチコピーも功を奏したのか、
多くの人が求めていた感動ストーリーの要素にピタッと符合した感もありますが、
農業高校での実習なども、足腰を鍛えることや精神修行に役立っているのかな…
そして、あの独特の“海老反り”で歌う校歌。
2000年以降に生まれた“さとり世代”と言われる若者たちが、
必死に歌う姿に、妙な感動を覚えたものです。
純朴さと熱意を持ち合わせた高校球児の原点を見た気がしました。
でも、さすがだなぁ…と思ったのは、
大阪桐蔭の大量得点。
大阪桐蔭は10年前の決勝戦でも、17点という大量得点で優勝しているんですね!
今大会では、根尾選手の活躍も目立ちましたね。
中学時代の成績はオール5、ご両親ともに医者だとか…
“医者もできるプロ野球選手”という選択肢はないのでしょうか。
(^^;;
やはり“エリート集団”と言われるだけのことはあります。
その実力を、まざまざと見せつけられた試合でした。
プロ野球選手になった元球児たちのレジェンド始球式にも、
忘却の彼方に消えてしまった若き日の記憶がよみがえり、ウルウルしました。
やっぱり、甲子園は特別な場所なんですね!
酷暑の中での大会、本当にお疲れさまでした。
ちなみに我が母校は、かつて4アウトで“有名”になった学校です。(^_^;)
同窓会コンサートで歌った時の校歌をLINKします。
よかったら聞いてください。
しみずゆみ
島根県立 益田高等学校 校歌