遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



   きのうヴォイスヒーリングに行きました。それから市ヶ谷のトマティスで聴力のチェックを受けついでに無料トレーニングを受け、担当のうるわしいIさんと意気投合し語り合ううちにあたかも霧が晴れ森がその姿をあらわすように疑問がほどけ、今まで学んできたことがつながった景色になって見えてきました。

   たぶん2つ受けたからよりはっきりしたのだと思います。ヴォイスヒーリングはスピリチュアルな匂いのあるもので、トマティスはトマティス博士が発見し学会で認められた科学的なものです。けれども倍音をテーマにするとその二つが重なる領域があるのです。

   たとえば医療の問題でもそうなのですが、病は気から...と昔から言われてきたように医学と精神的なもの、またスピリチュアルな面とは重なる部分があります。トマティスでもその辺縁は理論としてテキストにしがたいとIさんは言いました。これを暗黙智というそうです。日本の道...古武道とか芸の道かはまさにこの暗黙智ですから口伝として伝わるしかない部分があるのでしょう。

   さて 気導、骨導の聴力テスト(耳鼻科でしたのと同じでした)で高周波、中周波、低周波のカーブを見ると、わたしの場合右の腰から下の対応する1000ヘルツ以下の領域に問題がありました。そして頚椎から肩...喉....に対応する領域が突出していました。つまり聴力は身体の状態をなぞるのです。女性は750ヘルツ付近...落ち込む人が多いそうです。750ヘルツは子宮をさします。


   うーむ....聴力は身体の共鳴と関わりがあるのかな....トマティス理論では聴こえない音は発声できない....発声のために身体の調整が必要なんだということですね。発声は発声器官と共鳴するからだに依っています。身体は共鳴板なんですね。ですから呼吸と共鳴するボディ...余分な力の入っていないリラックスしたボディ....それでいて芯のあるボディが必要なのです。

   ひとの心に響く声は張り上げる声ではない。ですが届かせようとすれば肩、喉、舌に力が入ってしまう。ではどうすれば.....。Iさんの伝えてくれたことを箇条書きにしてみます。

1 音は身体を軸にして身体の前面に出す。響きは背中から出す。

2 ゆるがない自分の確立...身体的には姿勢。

3 耳は上に持ってくる....実際の耳の位置より上で聞く感じ。

4 高音は低い音を意識し 低音は高い音を意識して発声。
 (常に同じ幅の倍音が出るように)

.....はっきりとはいえませんが気導の音は前面に 骨導の音....倍音は背中からということでしょうか.....


  トマティスメソッドは語学学習に大きな力を発揮します。メソッドの目的はひとが知らず知らず失ってしまった聴力をリセットし赤ちゃんの状態に戻すことです。このメソッドを受けたひとの感想はさまざまですが、終わって外に出たとき木のことばが聞こえた...という方がいたそうです。昔話の世界..? いいえたとえばネイティブアメリカンのシャーマンは医者でもありましたが、薬草がこの葉は或は根はこんな病気に効くから...と教えてくれるというんですね。

  元来 ひとは木や草のことばも聞こえた...森羅万象の響きを聞き取り共鳴することができたのです。....この森羅万象の響きこそ倍音であってわたしたち人間も発声することができます。今日ヴォイスヒーリングでM先生や参加者の倍音発声にわたしたちは共鳴しここではないどこか遠いところと自分の内側がつながっているのを感じました。誰だったか忘れましたがたしか科学者の方がこう言っていました。......宇宙は共鳴する。


  わたしは思うのです。芸とはたぶん....共鳴させることであると....自己の表現というちいさなものでなくその場を共鳴させることではないかと.....器によっては源や宇宙と共鳴することもできるのではないかと....歌い手...奏者....語り手....役者....はそのための媒介者に...共鳴版....楽器になり得るのではないでしょうか....そうなれたらどんなにしあわせでしょう。....共鳴....それが魂振い...の深い意味なのかもしれません。





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