きのう ブレドールが閉店しました。CIMAIがいつもいっぱいなので つい立ち寄ったのが12月のはじめ..... おいしいのとおかみさんのあたたかさにほだされて通っていました。それなのにブレドールは18年の歴史に終止符を打ってしまったのです。クレームドパリというカスタードクリームのつまったパン ぎっしりあんのつまったアンパン カマンベールのパン チョコレートの層が幾重にも重なったパン 黒豆とくるみ 枝豆とベーコンのつまったパン ..... しっとりした食パンもおいしかった。もう 食べられないのかと思うと悲しくてなりません。一軒の町のパン屋さんが消えるたびに食文化の灯がひとつ消えるような気がします。オルブロートアミー アップルベーカリー .....そして ブレドール 忘れません。
障碍のある息子さんが目をキラキラさせてレジを打っていた おかみさんが優しい目でそれを見ていた ...... はじめてブレドールのパンを食べた日 「あまりおいしくて電話しました ありがとう」 ってTELしたら あらたまった口調で あいさつしてくださった年配のパン職人さんがパパでした .... 終わりまぎわ 店内はお客さんが持ち寄った花でいっぱい パンはオーブンから出されて並べられるとたちまち売り切れてしまうのでした。みんなブレドールのパンでしあわせな気持ちになっていたんですね ...... 家族で守ったおいしいパン ....
ありがとう ありがとう どうぞおしあわせに。