石部は、「京立ち石部泊まり」と言われ、京都から江戸に向かう旅人の多くが最初に宿泊する宿として栄えた。歌川」広重の「東海道五十三次」で石部宿の絵に描かれた田楽茶屋は、菜めし田楽の発祥の店と言われている。
また、腹痛を起こした家康も飲んだ胃腸薬「和中散」を作る江戸期の薬屋もある。風格ある店構えで、今もある古い木製の機械で作っている。街道沿いには、日本橋から三条大橋までの五十三次の碑がある。
広重のポイント「目川」を過ぎた辺りから街道は川に沿って草津に向かう。草津の手前に目川の一里塚が駐車場の中にある。
「東海道五十三次」とは、五十三人の賢人と出会うたびに出ると、「菩薩」になれると言う「華厳経」の教えから家康が名付けた。単に江戸と京都の間に五十三の宿場があるとの意味ではない。
草津宿迄は11.7kmの道程である。
広重の絵は「石部・目川里」の図である。草津宿の東に目川立場があり、この地から目川田楽豆腐・菜飯が始まり、石部宿にもでき、江戸にも出店していた
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1月に咲いている花「藪椿」
開花時期は、 1/25頃~ 5/10頃。
・日本特産。
・一般に「椿」といったらこの薮椿を指すようだ。
園芸品種は1万以上ある。
・「古事記」では”都婆岐”、
「日本書記」には”海石榴”の字で
表現されている。
(現在の奈良県桜井市金屋に、昔(奈良時代等)
「海石榴市(つばいち)」という市場があり
交通の要所ということもあり賑わった)。
”椿”の字は「万葉集」で初めて登場する。
(季節の花300より)