季節の花と言葉の花束

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日光・奥州街道(千住宿)

2008-01-10 08:13:31 | インポート

日光街道は、江戸時代の五街道の一つ。徳川将軍の日光東照宮への参詣の目的で敷設された。日本橋を起点として、日光坊中へと至る。間には、21の宿場が置かれた。現在の地図では台東区大関横丁交差点以北、国道4号南部の通称である。

なお、日本橋より宇都宮までは、奥州街道と共通である。

千住の町並みは、北千住駅を中心に広がる商店街や住宅地が入り交じった作りである。大手スーパーイトーヨーカドウの事実上の1号店は千住店である。近年再開発が進み、マルイ、東京芸術センター、東京芸術大学千住キャンパスなどが建設されている。

慶長8年(1603年)に架橋、街道の起点となる江戸東京博物館に復元された日本橋がある。現在の橋は明治44年(1911年)に建造、橋の車道の真ん中に日本国道路元標が埋設されている。

日本橋から日光東照宮の入り口、鉢石宿までは36里強、約142kmの道のりである。
日本橋から千住宿までは8.6kmである。

千住橋戸町には水産物専門の東京都中央卸市場がある。


葛飾北斎の絵は「千住」


春の七草「繫縷(はこべら)」                           

・春、道ばたでよく見かける。                 
・すごく小さく白い5弁花。                   
  (さらにそれが2裂するので10弁花に見える)
・春の七草では「はこべら」、                 
  千曲川旅情の歌では「はこべ」の名で登場する。
・茎は地上をぐるりと這う。                   

・タンパク質、ビタミンB,Cなどに富む。     
  昔は食用にしていた。また、これを炒った粉に 
  塩を混ぜて歯磨き粉としても用いた。         
・昔の「はびこりめむら(蔓延芽叢)」が変化して
  「はこべら」になったという説がある。       
  また、茎がよくはびこり、種が落ちるとその年の
  うちに芽が出て繁茂することからともいわれる。
・漢字の「繁縷」は漢名。                     
  茎の中に目立つ筋(縷(る))があることから。


・島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」         
  には繁縷が登場する。                       
      「小諸なる古城のほとり                 
        雲白く遊子悲しむ                     
        緑なす繁縷は萌えず                   
        若草も藉(し)くによしなし」         
・別名  「朝しらげ」(「日出草」とも書く)   
      朝日が当たると花が開くことから”朝開け”
      それが変化して”朝しらげ”。            

(季節の花300より)


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