一日一言
傍(かたわ)ら痛い
傍で見ていても心が痛むと言う意味から
転じて、はたから見ていて苦々しく思う、
また、滑稽至極であるという場合に用いる。
「片腹痛い」とも書く。
★あのO議員の釈明は、聞いて居て傍ら痛い
話である。
類語:①傍ら苦しい ②笑止千万
2月から咲く花「菜の花」
開花時期は、 2/ 1頃~ 5/ 5頃。
・一面黄色に群生しているさまがすばらしい。
・”野菜(菜っ葉)の花”という意味から
「菜の花」になった。
おひたしや和え物(あえもの)として食べられる。
・「菜の花」は春によく見かける黄色い花の総称として
使われるが、ふつう見かけるのは
「西洋油菜(せいようあぶらな)」なので
「西洋油菜」のことを「菜の花」と呼ぶことが多い。
なお、「西洋芥子菜」や「小松菜」もほぼ同じ形の花
なので、見分け方は難しい。
(でも、どれも「菜の花」って呼びたくなりますね)
・蜜(みつ)を作る原料として、養蜂業者の人たちは
九州などの暖地から花期に従ってしだいに北上して
その花蜜を集めるらしい。
・3月の「桃の節句」では、
桃の花とともに一緒に飾られることがある。
・菜の花の別名。
「花菜」(はなな)
「菜花」(なばな)
「菜種」(なたね)
菜の花が咲く頃に降り続く雨を
”菜種梅雨(なたねづゆ)”という。
・昔は、種子から菜種油(なたねあぶら)をとる、
「油菜」(あぶらな)のことを菜の花と呼んだ。
「油菜」= 40%が油分。昔は灯火、食用油、
潤滑油などに使われ、
搾りかすは肥料に使われた。
現在は、油菜はほとんど見かけない。
・よく似た花に
「西洋芥子菜(せいようからしな)」がある。
「西洋芥子菜(せいようからしな)」のタネから
”カラシ”のもととなる”カラシ粉”がとれる。
以下、菜の花との見分け方。
菜の花 → 花びらは幅広。
葉っぱは幅広。茎を抱く形。
しわしわ。
西洋芥子菜 → 花びらは狭い。
はっきりした十字型の花。
葉っぱは細い。まっすぐ直線的。
・3月7日の誕生花(菜の花)
・花言葉は「豊かさ、財産」(菜の花)
・千葉県の県花(菜の花)
・「菜の花や 月は東に 日は西に」
与謝蕪村(よさぶそん)
(季節の花300より)