一日一言
鼎(かなえ)の軽重を問う
「鼎」は、三本の足と一つの耳の付いた金属製の
大きな器のことで、ここでは王位の象徴を意味する。
楚の荘王が蜀(しょく)の定王に、周の国の鼎の大小
や重さを尋ねた。ところが荘王は鼎の軽重よりも王に
徳があるないかが問題なのだと答えたと言う中国の
故事から、相手の地位や実力を疑ったり侮ったりする
することのたとえに用いる。また、実力の無くなった相手
の地位を覆して、その地位を奪おうとする場合のたとえ
に用いる。(春秋左氏伝)
★現菅内閣の国会審議は予算案の可決が成るか否かが
首相の軽重を問われることになる。
3月から咲く花「房アカシア」
開花時期は、 3/ 5頃~ 4/10頃。
・オーストラリア原産。
・けっこう大木になる。
・黄色い球形の花がびっしり咲く。
・葉が銀灰色をしているものは
「銀葉(ぎんよう)アカシア」と呼ぶ。
(でも、房アカシアと銀葉アカシアの区別が
つきにくいので、同じページにしました♪)
・別名「ミモザアカシア」
ミモザ(Mimosa)はオジギソウなどの植物の
属名(学名)。
料理で「ミモザサラダ」というのがあるが、
トマトの上にタマゴの黄身をこまかく
いっぱいかけた様子が、
この花びらをふりかけたようすに
似ていることから、ということらしい。
・フランスのカンヌでは、
3月にミモザの「花祭り」が行われる。
・南アフリカでは、樹皮からゴムなどを採取する。
・オーストラリアの国花は、この房アカシアに
よく似た「ゴールデン・ワトル」。
(季節の花300より)