季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「辛夷(こぶし)」

2011-03-21 06:54:13 | インポート

一日一言

画餅(がべい)に帰す

「画餅」は、絵に描いた餅の意味で、考えや

計画などが失敗に終わって、無駄な骨折り

になると言うことのたとえに用いる。

★当初の街づくり計画は、今回の大震災で全て

画餅に帰した。


3月から咲く花「辛夷(こぶし)」

開花時期は、  3/15頃~  4/15頃。 
・「北国の春」(千昌夫)の歌詞にでてくる。 
    ♪ こぶし咲く あの丘 北国の            
                    ああ 北国の春 ♪       
・昔の人はこの花の開花時期から農作業の     
  タイミングを判断したり、花の向きから     
  豊作になるか否かを占ったりした。         
    (種まき桜と呼ぶ地方もある)           
・つぼみが開く直前の形が子供のにぎりこぶしに
  似ているところからこの名前になったらしい。
  また、辛夷の実はゴツゴツしており、その実の
  具合から「こぶし」と命名されたのでは、との
  説もある。辛夷の実はこちら。             


・白い花で、花びらの幅は狭い。全開する。   
  白木蓮より小さい。葉に先立って開花。     
・花の下に小さい葉を一枚つける。           
・細長い花びらが10数枚あって垂れ下がるさま
  が神前に供える玉串の「四手」に似ている、 
  「四手辛夷(しでこぶし)」や、ピンク色の 
  「紅辛夷(べにこぶし)」もある。         


・花のつぼみを摘み取り乾燥させたものを     
  同じ漢字で「辛夷(しんい)」といい、     
  生薬(しょうやく)の一つに数えられる。   
  風邪による頭痛や鼻づまりなどに効く。     
・別名「田打桜(たうちざくら)」           
          昔は、コブシが咲くと             
          田植えを始めたことから。         
・3月24日の誕生花(辛夷)               
・花言葉は「信頼」(辛夷) 

(季節の花300より)

                


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