一日一言
簾(かど)を倒さぬ
器物や衣類などが古く鳴っても、きちんとその形を
保っていると言う意味から、人がどん底の生活に
陥っても、以前の体面や格式を守り続けることの
たとえに用いる。「角を倒さぬ」とも書く。
★さすがあの家は格式ある名家だけに、うらぶれた
とは言え簾を倒さぬ。
3月から咲く花「寒緋桜(かんひざくら)」
開花時期は、 3/ 1頃~ 3/ 末頃。
・暖地性の桜。
・各種の桜にさきがけて開花し、かつ、
鮮やかな濃いピンク色の花なので
とても目立つ。
1月下旬頃、「沖縄で全国初の花見♪」との
ニュースが毎年あるが、
ここでいう花見の花はこの寒緋桜のこと。
(沖縄は温暖なので、染井吉野などの育成が難しく、
寒緋桜なら育つらしい。)
・別名 「緋寒桜」(ひかんざくら)。
これとは別に「彼岸桜」(ひがんざくら)と
いう花があり、そちらとは「か」と「が」の
違いだけになり間違えやすいので、
混同を避けるために、”緋寒”を”寒緋”に
ひっくり返して「寒緋桜」との呼び方に
変えた、という経緯がある
(季節の花300より)