一日一言
金釘流(かなくぎりゅう)
金釘のような文字と言うことで、下手な文字を
嘲って言う場合に用いる。
★私の金釘流の文字は、誰に似たのであろうか。
親も兄弟もそれなりの文字を書くもに。
類語:①雀の踊り足 ②悪筆
:③雀の躍った足のよう
3月から咲く花「馬酔木(あせび)」
開花時期は、 3/ 5頃~ 4/15頃。
・「あしび」とも呼ぶ。
・壷形の花をいっぱい咲かせる。
・色は、うす紅色のものと白のものがある。
・かすかに香る。
・枝葉に「アセボチン」という有毒成分を
含んでいる。馬が食べると酔って足がなえること
から「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、しだいに
変化して「あしび」そして「あせび」となった。
漢字の「馬酔木」もその由来による。
また、このことから、葉を煎じたものは
殺虫剤としても使われている。
・「池水に 影さへ見えて 咲きにほう
あしびの花を 袖に扱入(こき)れな」
万葉集 大伴家持(おおとものやかもち)
「磯の上に 生ふるあしびを 手折らめど
見すべき君が ありといはなくに」
万葉集 大来皇女(おおくのひめみこ)
「わが背子に わが恋ふらくは 奥山の
あしびの花の 今盛りなり」
万葉集
「河蝦(かわず)鳴く 吉野の川の 瀧の上の
馬酔木の花ぞ 末(はし)に置くなゆめ」
万葉集
(季節の花300より)