一日一言
果報(かほう)負け
幸せすぎてかえって災いを招くと言う意味から、
予測以上の成果を得て有頂天になり、思わぬ
落とし穴に嵌ったり、爾後の処置を誤ったりする
ことを言うん尾に用いる。
★日本人も高度成長時代にバブルの様な景気に
つい浮かれ果報負けした苦い体験をした。
類語:果報焼け
3月から咲く花「庭梅」
開花時期は、 3/20頃~ 4/15頃。
・原産地中国。かなり昔に日本に渡来。
・枝に沿ってたくさんのうすピンク色の花をつける。
庭桜(にわざくら)に形がよく似ているが
庭桜は八重で庭梅は一重なので区別できる。
花弁は5つ。
・花が梅に似ていて、かつ、庭木としてよく植えら
れていたことから、この名前になったらしい。
・夏(7~8月頃)に、ふよふよの丸い実がなる。
食べられるらしい。
「ゆすらうめ」の実とよく似ているが、
「ゆすらうめ」の方が早く実がなる(5月頃から)
・「夏まけて 咲きたる唐棣花(はねず)
久方の 雨うち降らば
移ろひなむか」
大伴家持 万葉集
(おおとものやかもち)
(「唐棣花」は庭梅の古名)
「思はじと 言ひてしものを はねず色の
移ろひやすき 吾(わ)が心かも」
大伴坂上郎女 万葉集
(おおとものさのうえのいらつめ)
(季節の花300より)