一日一言
孤軍鳴らし難し
片方の掌(てのひら)だけでは音を出すことは
出来ないという意味から、単独で事を成し遂げ
ることは難しい、何事にも協力者が大切である
というときのたとえに用いる。
★新企画にあたっては、彼一人の力では確実に
孤軍鳴らし難しとなるであろう。
類語:①一手の独り柏(う)つは疾(はや)しといえども声なし
:②独掌みだりに鳴らず ③単糸線を成さず
:④一文銭は鳴らず ⑤一本薪は燃えぬ
11月に色付く樹木「公孫樹(いちょう)」
黄色の紅葉がきれい。
葉っぱは扇形で切れ込みがある。
・”イチョウ並木”
・中国原産。昔、留学僧が
持ち帰って広まったらしい。
・「公」は祖父の尊称。
祖父がタネをまいても、
実がなるのは
孫の代になることから「公孫樹」。
・「銀杏」とも書く。
「銀杏」は唐音で
「インキャウ」と読み、
それが「イキャウ」となり
しだいに「イチョウ」になった。
・雌株には実がなる。
種子の中身はいわゆる
「ぎんなん」で、食べられる。
中国料理では炒め物やデザートに、
日本では煎ったり
茶碗蒸しの具にして食べる。
・東京都、神奈川県、
大阪府の県の木(公孫樹)
<いちょうの葉っぱが散る動画>
(PCで再生可)
2010.11.23
江戸川区 葛西臨海公園
(公園内を走るトレイン号の
汽笛音が聞こえます)
・「金色の
ちひさき鳥の かたちして
銀杏散るなり 夕日の岡に」
与謝野晶子
(よさのあきこ)
(季節の花300より)