季節の花と言葉の花束

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季節の花「公孫樹(いちょう)」

2012-11-16 05:23:38 | インポート

一日一言

孤軍鳴らし難し

片方の掌(てのひら)だけでは音を出すことは

出来ないという意味から、単独で事を成し遂げ

ることは難しい、何事にも協力者が大切である

というときのたとえに用いる。

★新企画にあたっては、彼一人の力では確実に

孤軍鳴らし難しとなるであろう。

類語:①一手の独り柏(う)つは疾(はや)しといえども声なし

   :②独掌みだりに鳴らず  ③単糸線を成さず

   :④一文銭は鳴らず  ⑤一本薪は燃えぬ       


 11月に色付く樹木「公孫樹(いちょう)」

黄色の紅葉がきれい。
  葉っぱは扇形で切れ込みがある。
・”イチョウ並木”
・中国原産。昔、留学僧が
  持ち帰って広まったらしい。

・「公」は祖父の尊称。
  祖父がタネをまいても、
  実がなるのは
  孫の代になることから「公孫樹」。
・「銀杏」とも書く。
  「銀杏」は唐音で
  「インキャウ」と読み、
  それが「イキャウ」となり
  しだいに「イチョウ」になった。


・雌株には実がなる。
  種子の中身はいわゆる
  「ぎんなん」で、食べられる。
  中国料理では炒め物やデザートに、
  日本では煎ったり
  茶碗蒸しの具にして食べる。
・東京都、神奈川県、
  大阪府の県の木(公孫樹)


<いちょうの葉っぱが散る動画>
(PCで再生可)
   2010.11.23
  江戸川区 葛西臨海公園
  (公園内を走るトレイン号の
    汽笛音が聞こえます)


・「金色の
    ちひさき鳥の  かたちして
   銀杏散るなり  夕日の岡に」
      与謝野晶子
      (よさのあきこ)

(季節の花300より)

 

 

 


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