一日一言
こすっからい
ケチで狡という意味から、ずる賢い
こと屋、下劣で卑しいことを表すの
に用いる。「こすっからい」というよう
にも使う。
★どこで道を誤ったのか、昔の面影は
消え、彼はこすっからい人間に成り下
がった。
歳時記
勤労感謝の日
1948年に「勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに
感謝しあう」ことを趣旨として制定された国民の休日
です。勤労感謝の日は戦前「新嘗祭(にいなめさい)」
と呼ばれる儀式が行われる日でした。
「新嘗祭(にいなめさい)」とは、天皇がその年に収穫
された新穀や新酒を天照大神をはじめとする天地の
神に供え 農作物の恵みに感謝する式典でした。
現在では、「勤労」は至極当たり前のことと思われが
ちですが、元気で働けることに感謝し、また家族が
元気で仕事についていることを喜び合いたいものです。
11月に実をつける樹木「梔子(くちなし)」
開花時期は、 6/15 ~ 7/末頃。
一重ものは早咲きで
八重ものはやや遅咲き。
・いい香り。
遠くからでも香ってくる。
・実(み)はオレンジ色で、
薬用、染料になる。
無毒なので、布以外にも、
きんとん、たくあんなどの
着色料にもなる。
・八重咲きものは実がならないが
一重咲きものは実がなる。
・実の口が開かないところから
”口無し”の名になった。
また、実にある突起部分を
くちばしに見立てた、
「クチハシ」からの変化、
という説もある。
・「梔子」の漢字は漢名に由来。
・「小梔子(こくちなし)」は
八重で
「梔子」より少し小型。
形はほぼ同じ。
・5月6日、7月2日の誕生花
・花言葉は「洗練、優雅」
「喜びを運ぶ」
・別名「せんぷく」
・「口なしの
淋しう咲けり 水のうへ」
松岡青蘿(まつおかせいら)
「薄月夜
花くちなしの 匂いけり」
正岡子規
「山梔子(くちなし)や
築地の崩れ 咲きかくし」
堀麦水(ほりばくすい)
(季節の花300より)