人生日訓(293)
「初中終(しょちゅうじゅう)ともに善かれ」
これは釈迦が初期に六十人ほどの弟子が出来たとき言った言葉であるが、現代の
われわれにもわかると思う。人間は誰しも始めのうちは本気でやるものであるが、と
かく、「三日坊主」になりがち、「三号雑誌」という諷刺もある。いつの間にやら、最初
のみずみずしい処女のような気持ちがだれてしまう。マンネリズムに落ちてしまう。
「中だるみ」になってしまう。ましてや、一つのことを最後までやりつづけることは、な
かなか難しいものである。だれてしまって、いつの間にやら尻きれとんぼなってしま
いがちである。一つの会でも最初のうちはえらい勢いであるが、そうした初期の情
熱がいつの間にやらどこかえ消え失せてしまう。「初めは処女の如く、終わりは脱兎
の如し」というのが世間通途のなりゆきである。こんなことでは人間の仕事といおう
ものは大成するものではない。
歳時記
エイプリールフール
エイプリルフール (April Fools' Day) とは、毎年4月1日には嘘をついても良いとい
う風習のことである[1]。イギリスではオークアップルデーに倣い、嘘をつける期限を正午までとする風習があるが、それ以外の地域では一日中行われる。
エイプリルフールは、日本語では直訳で「四月馬鹿」、漢語的表現では「万愚節」、
中国語では「愚人節」、フランス語では「プワソン・ダヴリル」(Poisson d'avril, 四月の魚)と呼ばれる。エープリルフールと表記されることがある。
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4月から咲く花「庭桜」
開花時期は、 4/ 1 ~ 4/20頃。 ・庭梅に似ているが 庭梅は一重で この庭桜は八重。 ・花の色は白またはピンク。 ・実はならない。
(季節の花300より)