季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「枳橘(からたち)」

2020-04-20 04:53:26 | 暮らし
人生日訓(312)

「この食のきたる処を思う」

これは禅家vの食作法(じきさほ=食事の時のしつけ)五題

の第一からとっt言葉である。お互い三度三度、当たり前の

ような気持ちで食事をとっているが、よく考えて見ると、食膳

にのぼる食物は百姓そのほか多くの人々労力(馳走)のか

たまりである。だから昔の僧尼たちは一食を受けるたびに

、その来処(らいしょ)を反省、観察したものである。どこか

、この食事がもたらされて来たものかを反省ししたのであ

る。お互いが自ら耕さずして米麦を口にすることを反省し

てみると、じっとしてはいられない気がする。

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4月から咲く花「枳橘(からたち)」

開花時期は、 4/10 ~ 4/末頃。 ・「唐橘(からたちばな)」の略。  中国や朝鮮から渡来した橘の意。  ただし、  「百両」で知られる唐橘とは  全く別のものです。 ・生け垣に使われることがある。 ・枝に大きいトゲがある。  さわると痛いよ。   (気をつけましょう) ・島倉千代子の歌  「からたち日記」。 ・別名  「枳殻(きこく)」 ・英名は  「オレンジ・ジャスミン」 ・「からたちの   棘原(うばら)刈り除(そ)け   倉立てむ   屎(くそ)遠くまれ   櫛(くし)造る刀自(とじ)」    万葉集    忌部首(いみべのおびと)  「からたちの   垣にも春は 待たれけり」    今泉恒丸    (こいずみつねまる)

(季節の花300より)



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