人生日訓(295)
「与えよ、さらば、与えられん」
有名なウイエスの言葉である。キリスト教の専門の解釈は、
私には出来ないが、自分なりに受け取って見て、なかなか
味のある言葉である。その少し前に、「なんじら人にせられ
んと思ふごと、人にもしかせん」とも言っている。これらは
なかなかいい易くして、実際には、難しい事ばかりではあ
るが、この一句は、私共の生活にピンとくるものがある。
人生の本当の意味は、何なり、自分の身にかなうことで、
他人に、世間に、後代に、与えることではあるまいか。人生
の意味は、決して、他人から奪うことではない。奪うもの、
やがて、必ず、奪い取られる。与える者は、いつの日にか
は、必ず、与え返されると思う。
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四月から咲く花「花梨(かりん)」
開花時期は、 4/ 1 ~ 4/20頃。 ・1000年以上前に日本に渡来。 ・実は香りがよく、 のどの薬として有名。 「カリンポリフェノール」 という成分を含んでおり、 のどの炎症をしずめて 風邪やぜんそくのせきを止め、 たんを取る。 中国ではそのいろんな効用から 「杏一益、 梨二益、カリン百益」 と呼んでいる。 ・薬効 せきどめ、低血圧 ・薬用部位 実 ・生薬名 「木瓜(もっか、もくか)」 ・実はかなり固くて酸味が強く、 そのままでは 食べられないので、 ハチミツ漬けやジャム、 果実酒などに用いられる。 ・近縁種にマルメロがあり、 果実もカリンに よく似ているが、 マルメロの方が ややでこぼこで丸型なので 区別できる。 マルメロは長野県諏訪地方で たくさん栽培され、 ここではマルメロのことを カリンと呼ぶ。 ・似ている「つぼみ」へのリンク 花海棠 姫リンゴ
(季節の花300より)