季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「夏椿 (なつつばき」

2021-06-16 04:34:44 | 暮らし
人生日訓(706)

「上(かみ)礼あらざれば下(しもととのわず)」

これは聖徳太子の言葉である。礼儀の形式化に抵抗を感じている

らしい人もいる。上の者がそっくり返って、ただ、一方的に若い

者から礼儀を求めようとしても少々無理ではあるまいか。こんな

ことは元々家庭のしつけからくることで、親が礼儀作法のお手本

を朝夕に示していれば、自然、子女の身についてくるものである。

とにかく、なごやかなムードを作りたかったら、責任者の方から、

先ず、そのお手本を示すことである。自然、若い者もそれに乗っか

ってくるものではなかろうか。

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6月から咲く花「夏椿 (なつつばき」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/10頃。  「椿」の名だが、  梅雨の頃に開花する。 ・すっきりした白色のきれいな花。  5枚の花びらの縁(ふち)には、  こまかいギザギザあり。 ・花の形が椿によく似ていて、  夏に開花することから「夏椿」。 ・幹はすべすべしている。 ・お寺によく植えられている。 ・「沙羅双樹(さらそうじゅ)」  と呼ばれることもあるが、  お釈迦(しゃか)様が  亡くなったときに  近くに生えていたことで有名な  「沙羅双樹」は、  全く別の熱帯樹のこと。  「沙羅双樹」は  日本ではあまり育たない。  では、なぜ夏椿が  この「沙羅双樹」に  間違われたのか・・・。  昔、ある僧侶が、  「仏教にゆかりのある沙羅双樹の   樹は、日本にもきっとあるはず」  と、  山に入っていろいろ探したところ、  夏椿の木を見て  「これが沙羅双樹だ♪」  と思い込み、  それを広めたため、  との説がある。  (ちなみに、釈迦が悟りを   開いたことで有名な木は    「インド菩提樹」)  「釈迦」いろいろ → 菩提樹 ・別名  「沙羅の木」(しゃらのき)。    沙羅双樹とまちがえたため    この別名がついた。

(花図鑑より)


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