人生日訓(707)
「あたたかい心で接する」
論語の冒頭で言っているように。「朋(とも)あり、
遠方より来る、また楽しからずや」という気分で友
人に接したいものである。わざわざ自分を訪ねて来
てくれたのである。自分が他人を訪ねたときのこと
を思い返して、他人、友人を、あたたかい心持、和
顔愛語で迎えたいものである。
ウォーキングの思い出
===============================
6月から咲く花「石榴 (ざくろ)」
開花時期は、 6/ 5 ~ 7/20頃。 ・西南アジア原産。 日本へは10~11世紀頃渡来。 ・若葉は赤いのでよく目立つ (4月頃)。 なぜ若葉が赤くなるかは、 紅要黐(べにかなめもち)ご参照。 ・花のあとで落花した状態が、 「たこソーセージ」みたいで おもしろい。 ・実(み)は食べられる。 不規則に裂けている。 種(タネ)が多いことから、 アジアでは昔から 子孫繁栄、豊穣のシンボル。 ・薬効 せきどめ、下痢どめ ・薬用部位 果皮、果汁 ・生薬名 「柘榴皮(せきりゅうひ)」 ・実に残る”帽子状”の ガクの部分は 冠にも似ており 王冠をいただく果物として 権威の象徴にもなった。 昔のソロモン王の宮殿の柱頭には このザクロが デザインされたという。 ・呼び名の由来は はっきりしないが、 おもしろい説として、 原産地近くの ”ザグロブ山”の名前が由来、 というのがある。 ・男性陣の中にいる、 唯一の女性のことを 「紅一点」というが、 これは、中国の王安石が、 石榴の林の中に咲く花を 詠んだ詩から出た言葉。 ・リビアの国花。 ・「姫石榴(ひめざくろ)」は、 ふつうの柘榴より 花や葉っぱが小さく、 花は少し遅めで 夏から秋にかけて咲く。 ・「柘榴」とも書く。 ・「鈴なりの 石榴いろづき 埃風の なかに揺るるよ その赤き実が」 大橋松平 「ざくろの実 いまだ青しと 待ちしより 今日雨にぬるる 大き紅」 佐藤佐太郎 ・実の形が、 雄蛭木(おひるぎ)の花に似ている。 (たこソーセージみたい)
(花図鑑より)