人生日訓(717)
「世間に役立つ人間になりたい」
仏教ではこれを「羅漢(らかん)」と言っている。中国で応供と
訳しているが、「供養を受ける価値がある」という意味である。
何かいい仕事をして怨みのない報酬を受け生きて行きたいもので
ある。世間に何ほどかの役立ちをしている限り、その人は必ず、
世間からむくいられると思う。
ウォーキングの思い出
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6月から咲く花「桔梗 (ききょう)」
開花時期は、 6/10 ~ 8/10頃。 ・夏の花だが、 「秋の七草」のひとつに数えられる。 ・漢名の「桔梗」を 音読みしたら「ききょう」。 ・色は紫または白。 ・「桔梗(ききょう)色」■ → 色 いろいろ へ ・開花直前の 丸くふくらんだ状態がおもしろい。 これは、開花前には花びらが 互いのふちで くっついたまま膨れていくために、 つぼみのときは 風船のようにふっくらして見える、 ということらしい。 プチュッとつまむと 水がはじけ出る。 (花がかわいそうなので やめましょう♪) ・薬効 せきどめ、去痰 ・薬用部位 根 ・生薬名 「桔梗根(ききょうこん)」 また、この薬用成分の サポニンというものは 昆虫にとっては有毒なため、 昆虫からの食害から 自らを守っている。 (キキョウサポニンと呼ばれる) ・昔から武士に好まれたようで、 家紋に取り入れられたり、 江戸城には「ききょうの間」や 「桔梗門」の名前がある。 ・万葉集に出てくる「あさがお」は、 この桔梗の ことだろうといわれている。 ・平安時代の辞書には 「阿利乃比布岐(ありのひふき)」 として載る → 「蟻(アリ)の火吹き」 蟻が桔梗の花びらをかむと、 蟻の口から 蟻酸(ぎさん)というのが出て、 桔梗の花の色素アントシアン というのを変色させるために、 紫の花の色が赤く変わる。 (蟻が火を吹いたように見える) ・「桔梗」は「きちこう」とも読む。 ・8月12日、9月2日の 誕生花(桔梗) ・花言葉は「清楚、気品」(桔梗) ・「桔梗の花 咲く時ぽんと 言ひそうな」 加賀千代女 「朝顔は 朝露負(お)ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲きまさりけれ」 (朝顔=桔梗) 万葉集 作者不詳
(花図鑑より)