季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「コバノセンナ」

2017-11-25 03:11:05 | 暮らし
名言名句(75)

「天下の為に人を得るは難し」『孟子』

『孟子』は、儒家である孟軻(前372-前289)の編んだ問答集で、

その中の言葉。何の心配もなく一国を任すことのできる人材を得

るのは非情に難しい、の意味です。

職場の規模が小さければ小さいだけ、優秀な人材を必要とする

のが各会社の方針ですが、実際はなかなか困難なようです。

優れた人材を得られれば、人材を得ようとしている分野での

目的は、半ば達成せられてと言ってよいでしょう。

会社がうまく軌道に乗り、運営しているかどうかは、ただ一つ、

優秀な人材を得られるかどうかにかかっていると言っても良い

でしょう。とくに、各企業では、優れた人物を確保することに

ついては、血眼になるというのが実情のようです。

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11月に咲いている花「コバノセンナ」

花の特徴 花径は3、4センチの黄色い5弁花である。

2本の湾曲した雄しべが特徴である。
葉の特徴 葉は偶数羽状複葉(鳥の羽のように左右に

小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。

小葉は長さ2、3センチの細長い楕円形で、縁が肥厚している。

夕方になると葉を閉じる。

実の特徴 花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入

るもの)である。

この花について ―

その他 分類体系によってはジャケツイバラ科とされる。

英名はスクランブルエッグ(scrambled eggs) である。

属名の Senna はアラビア語の「sana(耳)」からきている。

莢が耳の形に似ていることから名づけられた。

種小名の pendula は「下垂の」という意味である。

(みんなの花図鑑より)


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季節の花「木立ダリア」

2017-11-24 04:42:48 | 暮らし
名言名句(74)

「汝の額に汗して食べよ」『旧約聖書・創世記』
人間は昔から労働によって米飯の資を得るように宿命づけられて

います。のんびりとと構えrていては、食べられません。

額に汗して働くように義務づけられていると言っても良いでしょう。

そしてそれがごく自然のように、人は働いてきたし、これからも

働いて生きて行かなければならないのです。

蛇に騙されて禁断の木の実を食べたアダムとイブは、恥ずかしさを

知る能力を知りました。そこで、裸にいちじくの葉をつづり合わせ

て腰に巻いたのです。神は、蛇に対して、全ての家畜、町の全ての

獣のうち最も呪われるだろう、と怒りを込めて、「腹で這い歩き、

一生、ちりを食べることとなる」と罵ったのです。

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11月に咲いている花「木立ダリア」

花の特徴 淡い紫色をした大輪の花(頭花)をつける。

花径は10センチから15センチくらいある。

舌状花は8枚で、真ん中に黄色い筒状花がある。

葉の特徴 葉は2~3回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。

羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで

1枚の葉が構成されるもののことである。

枝分かれを2、3回繰り返して、それぞれの先に羽状複葉をつけて

1枚の葉となる。

小葉の形は披針形である。草本だが、茎が木質になる。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、

種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。

この花について ―

その他 「木立」と書くと普通は「キダチ」と読むが、この場合は

「コダチ」と読む。

皇帝ダリア(コウテイダリア)の別名もある。

属名の Dahlia はスウェーデンの植物学者「アンデルダース

(AndreasDahl)」の名からきている。

種小名の imperialis は「皇帝の」という意味である。

(みんなの花図鑑より))


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季節の花「ゴクラクチョウ」

2017-11-23 04:24:14 | 暮らし
名言名句(73)

「(明日は、明日こそは)と、ひとはそれを慰める」
  『ツルゲーネフ』


ロシアの作家で、詩人であるツルゲーネフ(1818-83)の

散文詩の中の一行です。今日仕上げなかったことでも、

「明日がある、明日があるさ」と、人は明日の日を楽しみ

にします。今日という日が悪い一日であっても、明日はいい

ことがあるだろう、と思うものです。そして一日はあっと

いう間に過ぎてしまいます。一日という日がいかに儚いまで

の時間の退却を教えてくれるものであるか。年長者ほど、その

厳粛な事実をよく知っているものです。

「明日やればいいじゃないか」と、残業している同僚に声を掛

けることがあります。労りの気持ちから出る言葉です。

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11月に咲いている花「ゴクラクチョウ」

花の特徴 黄橙色の鶏冠のように見えるのが花(萼片)である。

くちばしのように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の

変形したもの)である。

葉の特徴 長い茎のように見えるのは葉の柄である。

葉は長めの楕円形で、長さ40センチ、幅15センチくらいある。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、

種子が散布される果実)である。

この花について ―

その他 今では温室に咲く植物の定番となっている。

和名の由来は、花の姿を「極楽鳥」の鶏冠に譬えたものである。

英名はバードオブパラダイス(bird of paradise)である。属名の

Strelitzia はイギリスのジョージ3世の皇后の出身家

「ストレリッツ(Strelitz)」にちなむ。種小名の reginae は

「女王の」という意味である。


(みんなの花図鑑より))

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季節の花「クラリンソウ」

2017-11-22 04:30:22 | 暮らし
名言名句(72)

「今日よりは少しましな明日」『戸張 みち子』

つつがなく終わる一日もあれば、辛い思いで終わる一日もあります。

その今日という日よりも、明日は、もっといい日かもしれない、と、

人は誰しもそう思って生きています。仮に、つつがなく終わった一日

であっても、何かしら、物足りなさを感じている場合が多いのです。

もっと、ましな一日があるのではないか、もっと、自分を満足させ

一日があるのではないか、と言った思いです。ある一面で、人間は、

満足という心を知らない生き物なのかもしれません。人間が人間と

して成長しきれない悲しさかもしれません。


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11月に咲いている花「クラリンソウ」

花の特徴 緑色を帯びた白い花を下垂して咲かせる。

合弁花で花冠は5つに裂け、裂片は横に開く。

長い雄しべが突き出している。

葉の特徴 葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。

葉は艶のある緑色をしている。

実の特徴 花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が

多い実)で、黒く熟し、星状に開いた赤い萼をつける。

この花について ―

その他 グレープバニラ(grape vanila)、ブライダルベール

(bridals veil)などの英名があるという。

学名のクレロデンドロン・ウオリキーでも流通している。

ただし、種小名の片仮名表記は「ワリッキイ」や「ワリチィ」

などまちまちである。

属名の Clerodendrum はギリシャ語の「cleros(運命)+

dendron(樹木)」に由来する。スリランカにあった同属の2種

を「幸運の木」「不運の木」と呼んだことからきている。

種小名の wallichii はインド植物の研究者「ウォリッチ(Wallich)

さんの」という意味である。


(みんなの花図鑑より))


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季節の花「金盞花(きんせんか)」

2017-11-21 05:23:47 | 暮らし
名言名句(71)

「生きかはり死にかけりして打つ田かな」『村上 鬼城』


村上鬼城は慶応元年(1865)鳥取藩士の長男として江戸藩邸で

生まれ、高崎で代書業を営むかたわら、昭和13年(1938)に

没するまで、ホトトギス派の俳人として俳句を作り続けました。

汽車の車窓から田畑を耕す農家の人たちの姿を眺めていると、

この俳句の偉大さがしみじみと伝わってきます。

時間という永遠に繰り返される無限の流れ、その無限の流れの

中で、人は生まれ、人は死んで行きます。時が無限のように、

自然の摂理のもとで、人の生き死にも限りなく繰り返されます。

それにしても、この句からは、大自然の中での人間の卑小さが、

寂しく物悲しく映ってきます。

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11月に咲いている花「金盞花(きんせんか)」

花の特徴 花の色は黄色、オレンジ色、クリーム色などである。

花径は7~12センチくらいである。

一重咲きのものと八重咲きのものがある。

日の出とともに開き夜には花を閉じる。

葉の特徴 葉はへら状で、互い違いに生える(互生)。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、

種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。

この花について 和名は中国名の「金盞花」を日本語読みしたもので、

「盞」には盃の意味がある。」花の色と形を「金の盃」にたとえた

ものである。

別名のカレンデュラは学名のCalendulaからきている。

この名前はラテン語のCalendae(毎月の第1日)に由来する。

どの月の初めにも咲いているほど花期が長いということから名づけ

られたのであろう。

英名のポットマリーゴールド(pot marigold)である。

ヨーロッパでは、古くから食用や薬用(虫さされの薬)として

使われてきた。

種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。

俳句の季語は春である。


(みんなの花図鑑より))


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