人生日訓(227)
「世尊(せそん)わが名wくぉ知り玉う」
(自分の名前)
細かい活字でべったり何百という会員の名前が印刷されていても、自分の名前とい
うものは誰でもすぐ探し出すものである。たった一字の誤植でも自分の名前に関す
る限り、ちょっと気持ちを悪くするものである。改名しない限り、一生涯、自分にこび
りついて離れないため、かくも強い執着があるのであろう。
(世尊がわが名を知り玉う)
これはある経文に出ている話だが、あの有名な祇園精舎をお釈迦さまに一手で寄
進した長者スダッタが初めてお目にかかった時、釈迦のほうから、「おおスダッタ」と
お呼びかけになった。すると、長者は飛び上がるほど喜んで、「世尊(せそん=釈迦
のこと)わが名を知り玉う。世尊がわが名を知り玉う」と二度も叫んである。釈迦ほ
どの立派な聖者が自分の名を知ってくれている、という喜びである。客の名前を知
り覚えるということが、お客をお得意様に定着させて行くのである。
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1月に咲いている花「クリスマスローズ」
い名前♪ 「クリスマスローズ」は、 クリスマスの時期に咲く、 バラ(ローズ)に似た花、 ということからの命名。 多くは2月の節分頃から 3月頃の開花だが、 クリスマスの時期に咲く品種も あるらしい。 「レンテンローズ」は、 キリスト教のレント(受難節、 イースターまでの40日間) の頃に咲くためにそう呼ばれる。 季節で言うと 2月頃から3月頃まで。 ・ヨーロッパ原産。 ・白く清楚でやや大きめの花。 ピンク色もある。 神代植物公園で たくさん植栽されている。 とても人気がある。 ・花はなぜか下を向くものが多い。 (花を雪から守ってるのかな?) ・学名の niger は、 地下に横たわる、黒く短い ”根”にちなんだ名前。 この根は、ヨーロッパでは 古くから薬用として 利用していたらしい。 ・別名 「雪起こし(ゆきおこし)」、 寒さに強く、 冬枯れの大地で 雪を持ち上げて 花を咲かせるところから。 ・3月6日の 誕生花(クリスマスローズ) ・花言葉は 「慰め」(クリスマスローズ)
(季節の花300より)