東京ディズニーランドを周回しているディズニーリゾートラインでは2020年よりType-Cと称する新型車を導入し、2001年開通時からの初代車両の置き換えに着手することを発表しましたが、現在までにイエローの第1編成とピンクの第2編成が導入され運用を開始し、代替で初代車両(Type-X・10形)の第2編成と第5編成が廃車になっています。
2020年7月3日より運用を開始したType-Cの第1編成。形式は100形で車体色は黄色で初代車両よりも色が濃くなり2色構成になりました。側窓も寸法が更に拡大されています。
2021年7月3日より運用開始のピンクの第2編成。設計に当たってはバリアフリー対応と共に「いつでもどこでも だれにでも ディズニーの世界観を提供したい」をコンセプトに掲げています。
ミッキーマウスをモチーフにしたロングシートの車内設備。初代10形は座席の中央部がラウンドした独特な座席でしたが、乗車時間が短い為に流動性に配慮しています。扉は化粧板が省略されステンレス仕上げですが、モザイク模様の加工が施されています。
車内案内表示器は液晶式で、下部には開扉方向がイルミネーションで表示されます。戸閉装置は特にメーカーからの発表はないものの、JR東日本E235系と同様の動作音を発する為、富士電機製ラック式戸閉装置を採用したと思われます。
今後2024年までに順次置き換えを実施する計画ですが、次は何色の編成が登場するのか楽しみですね。