先の投資計画で、3000形8両編成を10両編成化する為の増結用中間車増備が発表されましたが、改造工事の入場を控えてか今まで減少していた1000形4両編成2本を連結した通称“ブツ8”運用が増加しています。小田原線の新宿~本厚木間ではかつて当然のように見られた編成ですが、固定編成化が進行した現在では珍しい存在になりつつある上、リニューアル工事も進行していることから未更新車両の運用を撮影するなら今が旬といったところでしょうか。本日は多摩線内の折り返し運用にも1054F+1062Fが運用されていたようですが、以前撮影した画像の中に1055Fを先頭にした8両が見つかったのでアップします。
普段ならほぼ3000形が入る中、珍しくも多摩線各駅停車に充当中の1055F以下8両。後部の4両の車番は忘失してしまいました・・・。更新改造を受けてからも4両編成は両側の先頭車に自動分併装置を設置しているので、今後もこうした8両は見られると思われます。写真の1055Fは更新を受ける時は1255Fと10両固定編成化でしょうね。
先頭車両同士の連結部分。今は10両編成の為の純粋な増結用になった8000形4両編成もこのような姿で各駅停車・準急の運用に就く姿が見られました。
車内設備は以前撮影した6両編成と何も変わらず。しかし、かつての千代田線直通対応車に見られた乗務員室扉の非常時の取り扱いを記したアクリルプレートが撤去され、室内に残る貫通路の構成仕切がかつて地下鉄に入線していた事を物語っています。
今なら当然のようにLED表示、またはLCDが設置されている鴨居部分には紙の広告が。90周年の広告は既に設備投資計画の告知に交換されていました。