石油と中東

石油(含、天然ガス)と中東関連のニュースをウォッチしその影響を探ります。

今週の各社プレスリリースから(11/3-11/9)

2019-11-09 | 今週のエネルギー関連新聞発表

11/3 Saudi Aramco 

Announcement of Intention to Float on Tadawul 

https://www.saudiaramco.com/en/news-media/news/2019/announcement-of-intention-to-float-on-tadawul

 

11/5 OPEC 

OPEC's World Oil Outlook 2019 launched in Vienna 

https://www.opec.org/opec_web/en/press_room/5731.htm

 

11/6 国際石油開発帝石 

2019年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 

https://www.inpex.co.jp/ir/library/pdf/result/result20191106.pdf

 

11/7 コスモエネルギーホールディングス 

2019年度 第2四半期 決算短信 

https://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_191107/index.html

 

11/7 Total 

Yemen LNG Update 

https://www.total.com/en/media/news/press-releases/yemen-lng-update

 

11/7 Saudi Aramco 

Saudi Aramco signs 2020 crude oil supply deals at China’s largest trade fair 

https://www.saudiaramco.com/en/news-media/news/2019/saudi-aramco-signs-2020-crude-oil-supply-deals

 

11/8 JXTGホールディングス 

決算短信・説明資料 

https://www.hd.jxtg-group.co.jp/ir/library/statement/

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石油と中東のニュース(11月8日)

2019-11-08 | 今日のニュース

(参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil

(石油関連ニュース)

・米中貿易摩擦緩和で原油価格上昇。Brent $62.50, WTI $57.27

(中東関連ニュース)

・バハレーンの米第7艦隊基地でアラビア湾共同船舶護衛作戦開始

・トルコ大統領、トランプ米大統領と電話会談。来週13日に訪米

・Al-Hajraf前クウェイト財務相が次期GCC事務総長に

・オマーン、国家評議会勅撰議員を発表

・クウェイト外務副大臣:イランの関係改善要望親書をサウジ、バハレーンに仲介。いまだ回答なし

・クウェイト、Nayef財務相辞任、Mariam経済担当国務相が兼任

・ヨルダン、2年間で4度目の内閣改造

・米がアラビア半島のアルカイダ(AQAP)幹部2名に1千万ドルの懸賞金

・米司法省、アカウント漏洩で元従業員を訴追。背後にサウジ皇太子の影

・UAEエミレーツ航空4-9月決算、燃料費下がり利益3倍増

 

 

 

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見果てぬ平和 - 中東の戦後70年(13)

2019-11-07 | その他

ホームページ:OCININITIATIVE 

 

(英語版)

(アラビア語版)

 

(目次)

 第1章:民族主義と社会主義のうねり

 

荒葉 一也

E-mail: areha_kazuya@jcom.home.ne.jp

 

7.ナクバ(大災厄)で覚醒した青年将校

 ユダヤ人国家イスラエルの独立宣言に対し黙っていられないのがパレスチナに住むアラブ人たちであり、さらにエジプト、ヨルダンなどの周辺アラブ諸国であった。人口規模で言えば独立宣言時のユダヤ人の数は60~70万人程度。一方、周辺のエジプトなどに住むアラブ人は優に100倍を超えていた。旧約聖書の神話に例えればそれはまさにダビデと巨人ゴリアテの戦いに見えた。実際アラブ側の戦争計画者たちは11日以内にユダヤ軍を殲滅すると予告したほどである。

 

 にもかかわらず1948年から1949年にかけてアラブ諸国とイスラエルが戦った第一次中東戦争は、ユダヤ人国家の独立戦争と位置付けたイスラエルの圧倒的勝利に終わりアラブは惨敗した。その理由は兵力と戦意の差であった。確かに人口比率だけで見ればアラブ人はユダヤ人の百倍以上であったが、実際に周辺アラブ諸国が戦場に送り込んだ兵力はエジプトが約1万人、ヨルダンが4,500人、イラク3千人、シリア2千人、レバノン千人、アラブ諸国からの義勇兵2千人のほかパレスチナ人戦闘員を加えても総勢2万3千人にすぎない。これに対してユダヤ側は正規のハガナ軍だけでも約3万5千人でこのほかにイルグンなどの軍事組織及び武装した入植者が数千人いたのである[1]。さらに装備の面でも欧米のユダヤ人同胞からの最新兵器と豊富な資金を得ており彼我の兵力の差は明白であった。

 

 さらに兵士の士気にも雲泥の差があった。ユダヤ人たちは独立の意気に燃え戦意が高い。それよりも万一戦争に敗れるようなことがあれば彼らには再び「ディアスポラ(離散)」の運命が待ち構えている。ユダヤ人たちにとっては何としても負けられない戦争だった。男はもとより女たちも武器を取って立ち上がった。因みにイスラエルは今でも女性に兵役義務がある。現在の世界各国の兵役は志願制度であり徴兵制の国は多くない。韓国のような徴兵が義務付けられた国でも対象は男性だけであり、イスラエルのように女性にも兵役義務がある国は珍しい。

 

 これに対してアラブ側は開戦と同時に四方八方からイスラエルに攻め込んだものの、アラブ連合軍とは名ばかりで統一した指揮命令系統もなく単なる烏合の衆に過ぎなかった。個々の兵士たちは自分たちが何のため、そして誰のために戦っているのかわからないまま、ただ上官の命令に従い旧式の武器でユダヤ人と交戦させられたのである。戦線のいたるところでアラブ兵士は敗退した。彼らはこの戦争を「ナクバ(大災厄)」と名付けた。

 

 後にエジプト大統領となるナセル少佐も戦争に従軍し負傷している。1918年生まれのナセルは1939年に陸軍士官学校を卒業後スーダンに赴任、第二次大戦中にエジプト解放運動に身を投じ、第一次中東戦争の時は30歳の若き少佐であった。この時代、頭脳優秀だが貧乏なため大学に進学できない家庭の子弟が出世する道は士官学校に限られていた。士官学校に行けば衣食住の心配は無くそれどころか給与も支給される。さらに最新の技術を習得することができ、成績優秀なら外国にも留学できる。野心にあふれた若者にとってこれほど希望に満ちた職業は無かったであろう。

 

 しかし士官学校卒業後には生命を祖国に預ける厳しい戦争が待っていた。戦争に敗れたそのとき、それまで祖国のためと思って戦ってきたナセルの胸に去来したのは祖国エジプトに対する幻滅だったのか。「マッチ擦るつかのまの海に霧深し 身捨つるほどの祖国はありや」と虚無感を露わにしたのは詩人の寺山修司であるが、ナセル少佐は違っていた。彼はナギブ将軍らと共に軍隊の中に反英愛国の秘密結社「自由将校団」を結成し革命の道を目指したのであった。

 

(続く)



[1] 臼杵陽著「イスラエル」P82他

 

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生産量は増えても売上・利益は減少:五大国際石油企業2019年7-9月期決算速報(1)

2019-11-07 | 海外・国内石油企業の業績

(注)本レポートは「マイライブラリー」で一括してご覧いただけます。

http://mylibrary.maeda1.jp/0483OilMajor2019-3rdQtr.pdf

 

 スーパーメジャーと呼ばれる五大国際石油企業(ExxonMobil、Shell、BP、Total及びChevron)の7-9月期決算が相次いで発表された。ここでは売上高、利益(総合、上流部門、下流部門)、売上高利益率、設備投資および石油・天然ガス合計生産量について各社の業績を横並びで比較するとともに各社の四半期決算の推移を検証する。

 

 決算の詳細は以下の各社のホームページを参照されたい。

ExxonMobil:

https://news.exxonmobil.com/press-release/exxonmobil-earns-32-billion-third-quarter-2019

Shell:

https://www.shell.com/media/news-and-media-releases/2019/third-quarter-2019-results-announcement.html

BP:

https://www.bp.com/en/global/corporate/news-and-insights/press-releases/third-quarter-2019-results.html

Total:

https://www.total.com/en/media/news/press-releases/third-quarter-2019-results

Chevron:

https://www.chevron.com/stories/chevron-reports-third-quarter-net-income-of-2-6-billion

 

 なお過去の四半期業績及び2010年から2018年までの通年の業績比較は下記レポートを参照されたい。

http://mylibrary.maeda1.jp/SuperMajors.html

 

1. 五社の7-9月期業績比較

(表:http://menadabase.maeda1.jp/1-D-4-22.pdf 参照)

五社を横並びで比較すると売上高、総合損益、下流部門利益及び天然ガス生産量ではShellがトップである。そして設備投資、原油生産量および原油と天然ガスを合計した生産量の各分野ではExxonMobilが、また上流部門利益及び売上高利益率はChevronがそれぞれトップである。前年同期と比較すると総合利益ではShellがわずかに前年同期を上回っているが、他の四社は大幅な減益である(BPは欠損を計上)。また売上高も5社ともに10%以上の減収である。これに対して原油生産量は5社のいずれもが前年同期を上回っている。生産増にもかかわらず減収・減益決算になったのは油価の下落が原因である。ちなみにShellの資料によれば、昨年7-9月期のBrent原油の平均価格はバレル当たり68.38ドルであったが、今年7-9月期は62ドルと約10%下落している。

 

(トップを独走するShell、前年同期比では5社全てが二桁台の減収!)

(1) 売上高

(表http://menadabase.maeda1.jp/1-D-4-22.pdf 参照)

(図:http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-51.pdf 参照)

各社の売上高はShellが895億ドルと最も多く、次いでBPが683億ドル、ExxonMobil650億ドル、Total486億ドルで、Chevronは5社の中で売上高が最も少ない361億ドルである。トップのShellは2位BP、3位ExxonMobilの1.3倍であり、最も少ないChevronの2.5倍の売上高を誇っている。また各社の対前年同期の減収幅は、Shell 10.6%減、BP 14.1%減、ExxonMobil 15.1%減、Total 11.2%減、Chevron 17.9%減といずれも二桁台の減収であった。

 

(続く)

 

本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。

        前田 高行         〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601

                               Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642

                               E-mail;maedat@r6.dion.ne.jp

 

 

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石油と中東のニュース(11月6日)

2019-11-06 | 今日のニュース

(参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil

(石油関連ニュース)

・OPEC事務総長:来年の市場動向は明るい

・UAE、石油埋蔵量を1,050億バレルにアップ、クウェイトを抜き世界6位に。 *

*「BPエネルギー統計2019年版解説シリーズ石油篇」参照。

 

(中東関連ニュース)

・イエメン:サウジの仲介で暫定政府と南部独立派が和解、権力分担協定調印。ハディ大統領帰国へ

・イラン大統領、フォルドゥ地下核濃縮プラント操業を再開

・カタール首長、諮問議会で演説。2022年めどに初の国政選挙実施を予定

・Moody's、レバノンの格付けをCaa1からCaa2に格下げ。デフォルト目前。 *

・サウジ、アラムコ株上場発表でTadawul市場2%下落。アナリストが市場全体への悪影響を警告

・訪日旅行者がアラブ18か国中で最も多いUAE。13%が訪日経験、80%が希望

 

*参考:「MENAと世界主要国のソブリン格付け(S&P)

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中東で初めて人口が1億人を超えたエジプト:世界・中東主要国の人口・出生率・平均寿命(下)

2019-11-05 | その他

注、本レポートは「マイライブラリー」で一括してご覧いただけます。

http://mylibrary.maeda1.jp/0482WorldRank1.pdf

 

(世界ランクシリーズその1)

 

(世界平均は1.1%増、日本は▲0.1%の人口減少国!)

3.人口増加率

(表http://rank.maeda1.jp/1-T01.pdf参照)

(図http://rank.maeda1.jp/1-G02.pdf参照)

 全世界の人口は77億人強であり昨年と変わりはないが、2010年から2019年の年間平均増加率は1.1%である。同期間の米国(+0.7%)と中国(+0.5%) の増加率は世界平均を下回っているが、日本は人口減少が続いており過去10年間の年間平均減少率は▲0.1%である。UNFPAの統計を見ても人口が減少している国は世界的に少なく、先進国ではイタリアくらいであり、減少率が1%を超えるシリア(▲1.4%)の場合は内戦による避難民の増加が原因と考えられる。

 

 中国と並ぶ人口大国のインドの増加率は1.2%であり、この趨勢が続けばいずれインドは中国を追い抜き世界一の人口大国になるものとみられる。中東諸国は人口の増加率が高く、サウジアラビアは2.4%、エジプト2.1%と2%を超える高い増加率を示している。またトルコ(1.5%)及びイラン(1.2%)も世界平均を上回る増加率である。中東は出生率(合計特殊出生率)が高く、例えばイラク4.2人、エジプト3.1人、スラエル2.9人など世界平均(2.5人)を上回る国が多い。これに対して日本(1.6人)、米国〈1.9人〉、中国(1.6人)などは中東諸国よりかなり低く、世界平均を下回っている。中東は従来から多産多死の傾向があったが、医療保健システムが進歩した結果、乳幼児の死亡率減少と老齢人口増加という二重の要因が重なり高い人口増加率を示していると言えよう。

 

(世界平均は72歳、80歳を超える日本、イスラエル、米国!)

4.主要国の平均寿命

(表http://rank.maeda1.jp/1-T01.pdf参照)

(図http://rank.maeda1.jp/1-G03.pdf参照)

世界の平均寿命はすでに70歳を超えており72歳である。日本の平均寿命はこれを大きく上回る84歳で、イタリア、スイス、シンガポールと並び世界最高水準である。今や平均寿命が80歳を超える国は珍しくなく、米国の平均寿命も80歳である。これに対してインドは69歳にとどまっている。

 

中東は国によって格差が見られ、イラン、トルコは77歳、サウジアラビアは75歳と世界平均を上回っているが、エジプトは世界平均と同じ72歳であり、イラクの平均寿命は70歳である。

 

(完)

 

本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。

        前田 高行         〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601

                               Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642

                               E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp

 

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中東で初めて人口が1億人を超えたエジプト:世界・中東主要国の人口・出生率・平均寿命(上)

2019-11-04 | その他

注、本レポートは「マイライブラリー」で一括してご覧いただけます。

http://mylibrary.maeda1.jp/0482WorldRank1.pdf

 

(世界ランクシリーズその1)

 

国連などの国際機関あるいは世界の著名な研究機関により各国の経済・社会に関するランク付け調査が行われている。これらの調査について日米中など世界の主要国及びトルコ、エジプト、イランなど中東の主要国のランクを取り上げて解説するのが「世界ランクシリーズ」である。

 

第1回のランキングは国連人口基金(UNFPA)発行の「世界人口白書2019」のデータにより各国の人口・出生率・平均余命等について比較した。

 

世界人口白書のURL:

https://www.unfpa.org/sites/default/files/pub-pdf/UNFPA_PUB_2019_EN_State_of_World_Population.pdf

 

(世界総人口77億人、中国とインドの2か国が10億人超!)

1. 世界の総人口と主要国の人口

(表http://rank.maeda1.jp/1-T01.pdf 参照)

 国連人口基金(UNFPA)によれば2019年の世界の総人口は77億1,500万人である。最も人口が多いのは中国の14.2億人、ついでインドの13.7億人であり、人口が10億人を超えるのはこの2か国だけである。これに次ぐ世界3位は米国の3.3億人、4位インドネシア(2.7億人)、5位はブラジル(2.1億人)とされている。

 

(注)各国の人口は調査機関によって多少の相違があり、例えば同じ国連から公表されているWorld Population Prospects 2019(http://worldpopulationreview.com/ )によれば中国の人口は14.4億人であり、また人口世界5位はブラジルではなくパキスタン(2.2億人)とされている。

 

 因みに日本の人口は1億2,690万人である。また中東の主要国はエジプトが1億人であり、中東で最も人口が多い。なお前回(2018年)調査では同国の人口は9,940万人であったが、今回は1億人を突破している。エジプトに次ぐのがトルコの8,300万人、イランの8,280万人であり、これら3カ国の人口が突出して多い。この他の国で人口が多いのはイラク(4,040万人)、サウジアラビア(3,410万人)である。

 

(若年層が3割前後の中東諸国、65歳以上が3割の日本!)

2.年齢別人口構成

(表http://rank.maeda1.jp/1-T01.pdf参照)

(図http://rank.maeda1.jp/1-G04.pdf参照)

 人口を(1)0-14歳(若年層)、(2)15-64歳(青・壮年層)及び(3)65歳以上(老年層)に分けた年齢別人口構成で見ると、全世界(77億人)の平均は若年層が26%、青・壮年層は65%、老年層9%である。人口が世界で最も多い中国はそれぞれ(1)18%、(2)71%、(3)12%であり、若年層が世界平均を下回る一方、青・壮年層及び老年層の割合が高い。また米国の年齢別人口構成は、(1)19%、(2)65%、(3)16%と、青・壮年層は世界平均と同じであるが、若年層は世界平均より少なく、逆に老年層が多い。

 

 日本の場合は若年層が全人口の13%であり、世界平均の半分にとどまっている。また青・壮年層も59%と世界平均を下回っており、65歳以上の老年層が全人口の28%を占めており、世界平均あるいは中国、米国をも大きく上回っている。

 

 中東諸国は一般に0-14歳の若年層の割合が高く、65歳以上の老年層が少ないのが特徴である。1億人を超える人口を抱えるエジプトの場合、年齢別構成は(1)33%、(2)62%、(3)5%であり若年層が3分の1を占めている。イラクは若年層の割合がさらに高く構成比は(1)40%、(2)57%、(3)3%である。イランとトルコは世界の平均にほぼ近い構成比率であり、イランは(1)24%、(2)70%、(3)6%、トルコは(1)24%、(2)67%、(3)9%である。UAEの場合は若年層の割合が日本と同程度の14%であり、老年層は1%にとどまり85%は15-64歳の青・壮年層が85%を占める特異な構成比を示している。但し同国の人口の大半は外国人労働者であり、彼らは当然のことながら青・壮年層であるため、同層の比率が極めて高いのである。

 

 

(続く)

 

本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。

        前田 高行         〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601

                               Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642

                               E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp

 

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石油と中東のニュース(11月4日)

2019-11-04 | 今日のニュース

(参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil

(石油関連ニュース)

・サウジアラムコ、国内市場Tadawul上場を発表。時期、売出価格、海外市場等の詳細は未定

(中東関連ニュース)

米国との対話は一切禁止:イラン最高指導者、米国大使館占拠事件40周年で演説

・サウジ、来年1月から国内便利用者に空港利用税課税。大人往復切符にSR42

 

 

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石油と中東のニュース(11月3日)

2019-11-03 | 今日のニュース

(参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil

(石油関連ニュース)

・Exxon, Chevronが7-9月決算発表。シェールオイル増産でも油価下落で減収、減益。 *

 

*追って本ブログで五大国際石油企業の業績概要をレポートします。

 第2四半期及び昨年1-12月の業績比較については下記をご参照ください。

http://mylibrary.maeda1.jp/SuperMajors.html

 

(中東関連ニュース)

・UAE、イエメン派遣部隊が帰国。「後はサウジに任せる」

・GCC危機はもはや看過できない:クウェイト首長が国会で演説

・米、イラン制裁さらに強化。対象は革命防衛隊関連の建設企業及びステンレスなど4品目

・トルコ、ロシアとシリア北部国境の共同パトロール開始

・IS(Daesh,イスラム国)、バグダーディーの後継者にAbu Ibrahim Al-Hashimiを公表

・レバノン、ハリリ首相がデモに屈し辞任

・サウジアラビア:リヤドで第3回未来投資イニシアティブ会議開催。インド首相など多数参加

 

 

 

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今週の各社プレスリリースから(10/27-11/2)

2019-11-02 | 今週のエネルギー関連新聞発表

10/29 JOGMEC 

新しい資源調査船の就航記念式を催行~船名は「たんさ」に決定~ 

http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_01_000150.html

 

10/29 BP 

Third quarter 2019 results 

https://www.bp.com/en/global/corporate/news-and-insights/press-releases/third-quarter-2019-results.html

 

10/30 Total 

Brunei: Total Sells Its Interest in Offshore Block CA1  

https://www.total.com/en/media/news/press-releases/brunei-total-sells-its-interest-offshore-block-ca1

 

10/30 Total 

Third Quarter 2019 Results 

https://www.total.com/en/media/news/press-releases/third-quarter-2019-results

 

10/31 Shell 

Royal Dutch Shell plc third quarter 2019 results announcement 

https://www.shell.com/media/news-and-media-releases/2019/third-quarter-2019-results-announcement.html

 

11/1 JERA/三菱商事/東京ガス 

LNG(液化天然ガス)の導入から50周年 

https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2019/html/0000038503.html

 

11/1 ExxonMobil 

ExxonMobil Earns $3.2 Billion in Third Quarter 2019  

https://news.exxonmobil.com/press-release/exxonmobil-earns-32-billion-third-quarter-2019

 

11/1 Chevron 

Chevron Reports Third Quarter Net Income of $2.6 Billion 

https://www.chevron.com/stories/chevron-reports-third-quarter-net-income-of-2-6-billion

 

 

*五大国際石油企業第3四半期業績については本ブログで追って概要をレポートします。

第2四半期及び昨年1-12月の業績比較については下記をご参照ください。

http://mylibrary.maeda1.jp/SuperMajors.html

 

 

 

 

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