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昨年末、北海道新聞の旭川版に、小さな記事を見つけました。
今はもう無い劇団『河』の企画展です。
12/23に講演会があるというので、行きたかったけれど、
大雪猛吹雪の為、断念しました。
昨日は、エプロンの生地を買う用事があったので、旭川に行きました。
JRで行ったので、旭川駅から常盤公園まで歩きました。
良い運動になりました(^^)
常盤公園の、図書館の少し奥の方の、旭川文学資料館。
受付の無愛想な男性に声を掛け、展示場所を教えてもらいます。
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そこには、当時のポスターが貼られ、舞台写真が貼られ、
熱のこもった時代の息吹が感じられました。
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私が帯広の劇団演研(当時は帯広演劇研究会だった)に入団した年、
初めて旭川の劇団『河』の存在を知りました。
入団した年、『木蓮沼』が上演され、初めて河原館に足を踏み入れた事、思い出しました。
そして、翌年、『一九八二/嫉妬』で、帯広からT井参加。
塔崎健二さん、本当に素敵な役者さん。こんなに色気のある俳優さん、見た事がなかったなぁ。
その後、活動を休止。
私が関わった時間は短かったけれど、ほんの少し時代を共有できた事、幸せだったなぁと感じます。
劇団『河』
劇作家 清水邦夫や唐十郎の作品を多く手掛け、旭川という地方から芸術文化を発信しました。
そして、その情熱を受け継いだ劇団演研。
展示の最後に見つけました。
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紹介文
<帯広演研>
≪片寄晴則(かたよせ・はるのり)らが、帯広で旗揚げし、2015(平成26)年に創設40周年を迎えた。最も深く「河」と交流した劇団で、1986(昭和61)年「河」による「一九八二/嫉妬」帯広公演では、中心メンバーである坪井志展(つぼいしのぶ)が「ナナコ」を演じた。
創立25周年の2000(平成12)年には、劇作家「平田オリザ」の書き下ろしによる作品「隣にいても一人」、30周年の2005(平成17)年には、北海道出身の鐘下辰男(かねした・たつお)の書き下ろし「いち・ご白書」を上演した。≫
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知ってる作品と、知ってる顔。です(^^)
『河』の塔崎健二さん。
人気ドラマ「北の国から」で、放送が始まったばかりの頃、出ていました。
再放送を見ると、いつでも若い塔崎さん(内藤さんと呼んでいました)に会えます。
難病で入院中という話を聞いて驚き、その後亡くなったという知らせは、もう20年以上も前の事。
51才の若さでした。
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本も出ています。
これは帯広で買いました。
ゆっくり読みます。